「ブラック企業」は、人種差別用語である言葉の使い方に鈍感すぎる国内メディア(東洋経済 9月1日)ブラック企業は黒人差別に繋がるとコラムに書いた人は日本人で、黒人の方が実際に言っているのを聞いたとかそういうわけではないのですが、これを読んで、昔の『ちび黒サンボ』やカルピス看板を封印させた流れを思い出しました。誰も何も思わずそれまで親しんで接してきたのに「これは差別よ!」って言い出した人のおかげで、次からそれを見た時に差別なのかも…って差別されてきた人をイメージして見てしまう意識が芽生えるようになり、新たな差別意識が生まれてしまうというものです。これらのものを封印させたのも黒人からのクレームではなく極々少数の日本人のクレームだったんですよね。ブラック企業がダメなら、ブラック企業と呼ばれる企業は労働基準法を著しく逸脱しているわけですから、脱法企業や違法企業と呼ぶのがいいかもしれませんね。イメージとしても分かりやすいですし。ところで、このコラムによって、そんなことを言い出したら昔から使われている「ブラック〇〇」や「〇〇ブラック」とつく言葉まで使えなくなるんじゃないの?という指摘や議論が巻き起こったのですが、このコラムを書いた人が、そういった読者に対して「土人」とツイートして炎上しています。ある編集者からのメッセージ。「ツイートに目を通してみましたが、日本人のレベルって、そんなもんなんですよ。おそらく。 鈍感ですよね、この辺り。 土人、というレベルからあまり変わっていない。」 — 高橋 浩祐 (@KosukeGoto2013) 2014, 9月 1鈍感になって差別語を使うなと言う人が差別語を使っているというオチになりました。ちなみに、この方は元朝日新聞記者だそうです。
ある編集者からのメッセージ。「ツイートに目を通してみましたが、日本人のレベルって、そんなもんなんですよ。おそらく。 鈍感ですよね、この辺り。 土人、というレベルからあまり変わっていない。」 — 高橋 浩祐 (@KosukeGoto2013) 2014, 9月 1
ある編集者からのメッセージ。「ツイートに目を通してみましたが、日本人のレベルって、そんなもんなんですよ。おそらく。 鈍感ですよね、この辺り。 土人、というレベルからあまり変わっていない。」