8月1日からスタートした『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』初日(こけら落とし)となるライブを観に広島グリーンアリーナまで行ってきました。ツアー始まったばかりですし、セットリストや演出含めネタバレ厳禁と公式からの通達が出ておりますので、感想が詳しく書けません!(笑)ネタバレ部分を排除してどこまで書けるのかが腕の見せ所なんですが、あいにく私にはそこまでの技量がありませんが、できるだけ頑張って書いてみます。今回のツアーは4曲入りシングル『Cling Cling』を中心にしたツアーで、これまでのようなアルバム発売後に始まるアルバム収録曲を中心にしたセットリストにはならないツアーなので、セットリストに余白が多く自由度が生まれ、久しぶりに披露されるであろう曲も余白に加わるわけで、ツアーが発表された時からファンの間では、「あの曲が観られるかな?」「久しぶりにあの曲が観たい」なんて盛り上がっていたわけですが、その盛り上がりを裏切らないセットリストになっていましたよ。1曲終わる毎に「次は何がくる?」ってドキドキ感と、イントロが流れた瞬間に数年ぶりに披露される曲だった時の爆発的な盛り上がり、これはいつものライブ以上に凄まじいものがありましたよ。私も久しぶりに観たいと思っていた曲を観ることができました(^ω^)ライブのチケットはアリーナ20列目でした。会場に入るまではどんなもんじゃろ、と思っていたのですが、会場入りしてビックリ!メインステージにも花道と出島にも近い。メインステージも花道と出島も自分の座席から約10mぐらいの距離でした。しかも前が通路だったので広々として前の人に視界を遮られることもなくメインステージでのパフォーマンスと演出が楽しめるわけですし、Perfumeがどこへ来てもハッキリと観える距離だったわけです。暗転してライブがスタートすれば目の前の世界は一気にPerfume Worldに。セットも凄かったです。『Cling Cling』と同じく映画美術で有名な奇才・種田陽平氏が手掛けているそうです。そして、真鍋大度氏による最先端テクノロジーを使った新しい演出もありました。あれはどうやっているのかさっぱりナゾです。セットや一部演出は凄いものがありましたが、ここ最近のライブにあったような「世界よ!これがPerfumeだ!」的な強烈なパンチを浴びせるようなライブではなく、Perfumeも観ている人にとってもこれまでのように肩に力の入るようなこともなく全体的に柔らかくなっているライブ構成でした。しかし、音圧は凄まじいものがありました。もう何度もPerfumeのライブには参戦していますが、今回の広島グリーンアリーナの音圧が一番強烈でした。体毛さえ音の振動を感じるんです。あと会場内の暑さもハンパなかった。夏のライブを経験するのは初めてなので後半ちょっとバテました。Perfumeの中では一番のっちが汗びっしょりになるタイプなのですが、あ〜ちゃんもかしゆかも汗でビショビショだし、お客さんも汗でビショビショでツアーぐちょんぐちょんですよ。いつものように長いMCも爆笑の連続でした。アンコール前ラストの演出にはジ〜ンと心と目頭が熱くなりました。あれはファンにとっては嬉しいサプライズですよね。ファンと歩んできたPerfumeだからこそ出来る演出だったのではないでしょうか。具体的なネタバレを排除してここまで書いてみました。これから、福岡、大阪、ラストは東京の代々木と9月いっぱいまでツアーは続いていくわけですが、回を重ねるごとに更に磨きがかかって行くことでしょう。どこかのライブに参戦する人はぜひ楽しみに待っていてください。期待を裏切らない最新のPerfumeが最高のPerfumeとなることでしょう。私は次の19日と20日の大阪城ホールが楽しみです。