公職選挙法違反:参院選白票300票水増し容疑 「信頼大きく失墜」 高松市選管委員長ら謝罪会見 /香川(毎日新聞 6月26日)昨年7月の参院選で、票を不正に集計したとして高松市選管の前事務局長、山地利文容疑者(59)ら3人が逮捕されたことを受け、市選管の綾野和男委員長(74)らは25日夜、高松市役所で会見を開き、「選挙に関する信頼を大きく失墜させた。市民、関係者に深くおわび申し上げたい」と謝罪した。大西秀人市長は報道陣に対し、「市の内部調査で本人たちは否定していたので、容疑が本当であれば極めて残念だ。捜査の行方を見守り、厳正に対処したい」と述べ、頭を下げた。 午後7時、会見が始まると、綾野委員長らは謝罪し、数十秒間、深々と頭を下げた。選管によると、昨年7月の開票当日夜、投票総数と、有効票と無効票の合計数が合わない事態が発生。「数え直したら合った」ため、予定時刻より40分遅れて集計を終了させたという。得票計算の責任者だった大嶋康民(60)、山下光(56)の両容疑者が数え直しの指示を行う立場だったという。 関係者によると、投票用紙に付けるバーコードを付け替えることで、票を二重にカウントすることができたという。バーコードは大嶋、山下容疑者の近くにあったという。 また同市によると、8月に「開票作業で複数回の票の計算が行われたのではないか」という趣旨の匿名の通報があった。山地容疑者を除く関係者に事情を聞いたが、事実は確認できなかったという。不正選挙が行われていたことが発覚したのに、日頃、選挙が行われる度に「不正選挙が」とか言っている人達が静かなんですよね(笑)これが仮に不正によって自民党の議員が当選していたりなんかしたら、いつも「不正選挙が」と言っている人達は嬉々として騒いでいるんでしょうね。◆千葉市、小中学校エアコン却下 議会「耐える能力必要」(朝日新聞 6月26日)千葉市議会は25日、市立小中学校と特別支援学校の教室にエアコンの設置を求める請願について、「耐える能力も必要」「トイレ改修が先」などとして不採択にした。首都圏3県の政令指定都市では、相模原市が今年度から設置を進めており、教室にエアコンがないのは千葉市のみとなる。 請願書は「扇風機では限界を超えた暑さに太刀打ちできない。学習環境を整え、学習に集中できるように」などと、熱中症予防策としてエアコン設置を求めていた。 千葉市教委の試算では、対象となる計175校の教室に必要なクーラーは2800台分で約76億円。本会議に先立って請願を審査した12日の教育未来委員会では、自民党議員が「環境への適応能力をつけるにはある程度、耐える能力を鍛えることも必要だ」と発言。共産党を除く全会派が「老朽化したトイレの改修を優先すべきだ」などを理由に反対に回っていた。 請願は市民団体「新日本婦人の会千葉支部」が6月定例市議会に提出。市民の署名活動を続け、現在、約1千人分が集まっている。小中学生の親で請願手続きにかかわった楠本三佳さん(39)は「昔と今では環境が全く違い、暑さが教室にこもりやすい。子どもが熱中症になってから設置を検討しても遅い」と話している。これ共産党以外は反対して否決されたのですが、共産党の立候補予定者椛澤洋平氏がTwitterで「精神論で耐えろという理由で否決された」みたいな内容のことを書いたのを朝日新聞が報じてるだけで、本当のところは千葉の熊谷市長がツイートしていますが、記事にあるような「精神論」だけで否決されたわけではなく、設置したくても「予算がない」からが最大の理由で、国庫の補助が出れば設置できるので補助待ちなんだそうです。ブログ『千葉市議会議員 福谷章子のまちづくり』エアコン設置に反対の理由ただ、エアコンを設置してもそれだけで終わりませんからね。取付工事費にその後の電気代やメンテナンスなど維持費が必要になってくるわけで、熊谷市長もそのことについてツイートしていますが、市長のアカウントに「人でなし」とかいろいろ攻撃されていたり、「家庭用エアコンなら安く済む」とか訳の分からないことを言われたりして、それに丁寧に返信しているのですが、業務の合間にああいうのにも対応するのは大変だと思いました。