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2014年05月26日(月) 事務所はちゃんとアイドルを守ろう。

AKB切られた!悪夢のこぎり男襲撃 血染めの握手会(スポニチ 5月26日)

25日午後4時55分ごろ、岩手県滝沢市で行われたAKB48握手会で川栄李奈(19)、
入山杏奈(18)ら3人が男に、のこぎりで切られた。
3人の命に別条はない。岩手県警は殺人未遂の疑いで
青森県十和田市の無職梅田悟容疑者(24)を現行犯逮捕。
「私がやりました」と容疑を認めているという。
05年12月にスタートしたAKBで最悪の事件となった。

 メンバーとファンの温かい交流の場のはずの握手会が冷たい血に染まった。

 この日午後5時ごろ、岩手県滝沢市の岩手産業文化センター「アピオ」で
「刃物を持った男が暴れている」と110番があった。
岩手県警などによると、川栄、入山、男性スタッフの3人が病院に搬送され、
高度救命救急センターに運ばれた。

 病院に駆け付けたAKBの運営会社関係者は記者団に、
川栄は右手親指の骨折と裂傷、入山は右手小指の骨折と裂傷、
頭部の裂傷で、それぞれ手術を受けたと説明した。

 一方、県警は、川栄と入山は頭と右手、男性スタッフは左手に切り傷を負ったと説明している。

 梅田容疑者は調べに対し、殺人未遂容疑について
「その通りです。間違いありません」と容疑を認めている。
凶器ののこぎりは長さ約50センチ。「ワイヤーソウ」との情報もある。
関係者によると、川栄、入山は梅田容疑者について面識がないと話している。

 梅田容疑者は握手会のチケットを持って列に並び、
持っていたのこぎりで川栄、入山らに襲いかかった。現場は騒然となり、
スタッフが梅田容疑者を取り押さえた。
そのまま握手会は中止に。別の握手レーンに並んでいたファンは
「こちらまで悲鳴が聞こえて来た」と証言した。

 この日の握手会は午後1時からスタート。
渡辺麻友(20)や柏木由紀(22)、小嶋陽菜(26)、
高橋みなみ(23)ら主要メンバーをはじめ、計47人が参加。
第6レーンに、入り口から川栄、入山、大島涼花(15)、
倉持明日香(24)、高城亜樹(22)の順で並んでいた。
握手会前、スタッフはファンが手に何か持っていないかどうかをチェックしていたが、手
荷物の中までは調べていなかったという。
梅田容疑者は手荷物を所持していなかったという情報もある。

 川栄は「おバカ」キャラでブレークした人気メンバー。
昨年、テレビのバラエティー番組の学力テスト企画で最下位となった際に発した「うそだろうが」は、
グループ内やファンの間で“流行語”になった。
入山は同じ学力テスト企画で最上位になった秀才。
ルックスもグループ屈指で、テレビ番組や雑誌のグラビアなどで活躍している。

 これまでも握手会でファン同士のトラブルなどはあったが、
メンバーが傷害を受けた刑事事件は初めて。
AKBの魅力の一つである握手会の運営だけでなく、
今後のグループの活動に大きな影響が出そうだ。


「誰でもいい」「殺そうと思った」=AKB負傷、逮捕の男―岩手県警(時事通信 5月26日)

岩手県滝沢市で開かれたアイドルグループAKB48の握手会で、
メンバーら3人が切り付けられて負傷した事件で、
殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職梅田悟容疑者(24)=青森県十和田市=が
岩手県警の調べに対し、「人を殺そうと思った」「誰でもよかった」などと
供述していることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
 梅田容疑者はメンバーがいたテントに入ってすぐに切り付けており、
県警盛岡西署はのこぎりとみられる刃物を用意した上で、
襲撃目的で握手会に参加したとみて調べている。
 同容疑者は25日午後5時ごろ、滝沢市の岩手産業文化センターで、
握手会に出ていたAKB48メンバーの川栄李奈さん(19)と入山杏奈さん(18)、
男性スタッフをのこぎりのような刃物で切り付けて負傷させたとして逮捕された。


昨日に起きた事件にネットも騒然となりましたが、

古くは美空ひばりさんやこまどり姉妹に松田聖子さんなども

狂信的なファンに襲われたことがありますし、

AKBは応援している子に対してお金をつぎ込めるシステムなので、

「これだけ愛(金)を注いでいるのに僕に注目してくれないのはなんでだ!」

みたいな感情も含めての狂信的ファンの犯行だと思ったのですが、

容疑者の母親の話によると容疑者はAKBのファンでもなく、

供述も「人が集まる場所で人を殺してみたかった誰でもよかった」だったので、

狂信的なファンでもなくただの狂った人の犯行だったようです。

最近はAKBに限らずファンとイベントで直接接することのできるアイドルが増えているし、

アイドルって疑似恋愛の要素も含まれているので、

いつかこういう物騒な話が起きるんじゃないかという予感はありました。

(AKBは他のアイドルと違って好みの子に大金をつぎ込めるシステムなので、
こういうことが起きやすいリスクを抱えているアイドルでもありますし。)

だからこそ運営サイドは金属探知機も使った手荷物検査を徹底的にやる必要性があるのですが、

それを怠ったわけで、

この事件が起きてしまったと言えます。

アイドルである前に一人の女性を守るという意識が希薄していたのではないでしょうか。

襲われて怪我をさせられた方のショックもそうですが、

他のメンバーにも精神的動揺が広がりますし、

他のアイドルグループにも影響を及ぼすでしょう。

CDが売れない今、会えるイベントの付加価値をつけて売上枚数を確保している

知名度の低いアイドルにとってはとくにイベントの自粛や中止は死活問題にもなります。

事務所が所属するアイドルの安全を確保するために

どこまでリスク回避のための人件費などを使えるかです。

AKBのようなCDがバカ売れするアイドルならまだしも、

各地を回るイベント事態、採算が余り取れないという話なので、

安全面を重視して人材を増やすのは中堅のアイドルなどは難しい問題になるのではないでしょうか。

海外の銀行にあるような防弾ガラス越しに

手だけ入れてもらて握手して会話するとか

見た目的に不自然な対策が一番簡単そうですが、

そういうわけにもいかず、

この事件の余波はしばらく続きそうですね。










名塚元哉 |←ホームページ