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2013年11月29日(金) アイソン彗星は消滅してお宙の星くずとなったのだ…。

中国「識別圏重複は避けられず」(NHKニュース 11月28日)

(一部抜粋)
中国国防省「日本とやかく言う権利ない」

中国が防空識別圏を設定し、日本政府が一切の措置の撤回を求めていることについて、
中国国防省の楊宇軍報道官は28日の記者会見で
「日本は今から44年前の1969年に防空識別圏を設定した。
日本側が中国の防空識別圏の設定にとやかく言う権利はない」と反発しました。
そして、「もし撤回しろと言うのなら、日本側がまず撤回すべきだ。
そうすれば、中国も44年後に撤回を検討する」と一方的に主張しました。


この子供っぽい理屈はなんなのでしょうか(笑)

こちらからのお返しとしては「何で44年間は放置していたの?」ですよね。


太陽接近のアイソン彗星、もう見えない…蒸発か(読売新聞 11月29日)

米航空宇宙局(NASA)は28日、「今年最大の天文ショー」として関心を集めていた
アイソン彗星(すいせい)が、太陽に最接近した際に崩壊して蒸発した可能性が高いと発表した。

 アイソン彗星は太陽を通過した後に最も明るくなり、
地球に接近する来月初旬には肉眼で観測できると期待されたが、
尾を引いて輝く彗星の姿は見ることができないという。

 アイソン彗星は今月中旬頃から、明るくなったり暗くなったりしていたが、
NASAと欧州宇宙機関(ESA)が探査機で観測したところ、
太陽に最接近した日本時間の29日午前4時頃には、
先端の明るい核の部分が見えなくなった。

 太陽に最も接近する少し前から暗くなっており、核が太陽の引力や熱に耐えきれず、
粉々に崩壊して細い筋状のちりの集まりになったとみられる。
ちりの筋は大型の望遠鏡でないと観測できないという。


肉眼でも観測できると聞いていたので楽しみにしていたのですが、

天文学者さえ予測できなかった結末になってしまいました。

天文ファンもガッカリですが、

「彗星観測フライト」も中止に、天文ファン落胆(読売新聞 11月29日)

一番焦ったのは生放送の番組を企画していたNHKでしょうね。

<アイソン彗星>崩壊でNスペ放送内容変更(まんたんウェブ 11月29日)

NHKは29日、「アイソン彗星」の崩壊に伴い、12月4日に放送を予定していた
「遭遇!巨大彗星アイソン」のタイトルと内容を変更すると発表した。

当初予定していた番組「遭遇!巨大彗星アイソン」では、
宇宙飛行士の若田光一さんが超高感度4Kカメラを使って巨大彗星“アイソン”を動画撮影し、
宇宙から生中継するという内容だったが、29日に彗星が太陽に接近し、
大部分が崩壊したことが判明。
タイトルを「宇宙生中継 彗星爆発 太陽系の謎」とし、
アイソン彗星に何が起こったのか、さらに最新の科学が解き明かす太陽系の謎、
地球の生命誕生のロマンに迫る内容に変更する。
. NHKスペシャル「宇宙生中継 彗星爆発 太陽系の謎」は1
2月4日の午後7時半〜8時43分にNHK総合で生放送。司会はタモリさんと同局の久保田祐佳アナウンサーで、
お笑い芸人の東野幸治さん、タレントの大沢あかねさんも出演する。










名塚元哉 |←ホームページ