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2013年12月01日(日) 騒音デモは百害あって一利なし

「絶叫デモ、テロと変わらぬ」 石破幹事長、ブログで(朝日新聞 11月30日)

自民党の石破茂幹事長は11月29日付の自身のブログで、
特定秘密保護法案に反対する市民のデモについて
「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と批判した。
表現の自由に基づく街頭での市民の主張をテロと同一視したことは問題になりそうだ。

 石破氏はブログで「議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を
叫ぶ大音量が鳴り響いています」と紹介。
「人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはない」とも批判した。
石破氏は30日、朝日新聞に「ルールにのっとったデモを介して意見を言うのはかまわないが、
大音量という有形の圧力で一般の市民に畏怖(いふ)の念を抱かせるという意味で、
本質的にテロ行為と同じだと申し上げた」と話した。

 自民党の石破茂幹事長が、自身のブログで特定秘密保護法案への反対デモを批判した部分は次の通り。

 今も議員会館の外では「特定機密保護法絶対阻止!」を叫ぶ大音量が鳴り響いています。
いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、
ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して
世論の共感を呼ぶことはないでしょう。

 主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、
支持の輪を広げるべきなのであって、
単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。


石破氏、重ねて反対デモを問題視 秘密法案(河北新報 12月1日)

自民党の石破茂幹事長は1日、富山県南砺市で講演し、
特定秘密保護法案に反対する市民団体らのデモを重ねて問題視した。
「人が恐怖を感じるような音で『絶対にこれを許さない』と訴えることが、
本当に民主主義にとって正しいことなのか」述べた。
テロ行為になぞらえた11月29日付の自身のブログ内容については
「表現に足らざるところがあれば、おわびしなければならない」と述べた。


>「ルールにのっとったデモを介して意見を言うのはかまわないが、
>大音量という有形の圧力で一般の市民に畏怖(いふ)の念を抱かせるという意味で、
>本質的にテロ行為と同じだと申し上げた」

デモをやっている人達はなりふり構っていられないんでしょうけど、

左右の思想問わずに我が国で行われるデモって、

ほとんどが騒音と罵声で喚き散らしているだけで下品ですよね。

大きな声で文句を言っている自分に酔って気持ちよくなっているだけで、

無関係な周辺の住民にとっては騒音公害なだけにすぎず、

あれでは賛同はなかなか得られませんよ。

言論の自由があるので反対意見の主張はいくらでもやればいいんです。

ですが、そのやり方には主張者の良識が問われます。

ここ最近で目立っている反原発デモや在特会やしばき隊のデモは

良識から外れたデモと言わざるを得ません。

そんな意味で石破氏の言わんとしていることは理解できるとはいえ、

反対派に塩を送ってどうするんでしょうね。

反対デモをするなと言っているわけでもないのに、

朝日新聞や左翼連中みたいに言論や表現の自由の侵害とか言論弾圧と

都合よく論点をすり替えて騒いでますから。












名塚元哉 |←ホームページ