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2013年09月21日(土) 久米宏が最後の一人になっても五輪反対を続けると中二病な発言。

久米宏が東京五輪反対を表明 「最後のひとりの日本人になっても、反対は続けていく」(livedoorニュース 9月21日)

14日放送のTBSラジオ「久米宏 ラジオなんですけど」で、
久米宏が2020年の東京オリンピック開催に異を唱えた。

同番組でオリンピック開催地決定前に実施したアンケートによると、
開催地候補では東京が最下位となっていたとコメント。
その後、8日に東京に決定したことを受けて、「予想に反して東京に決まりまして」
「ビックリしちゃって。僕の場合は、反対の最後のひとりの日本人になっても、
反対は続けていくつもりなので」と意志を表明した。

「東京がというか、日本は、オリンピックを招致するよりも
他にやることがあるだろう、今」と語る久米は、
「汚染水の濃度が高いのが見つかったり、アメリカから専門家を呼んできたり、
全部あれ(東京五輪が)決まった後ですからね。
そりゃないだろうという気が酷く致しまして」と、
開催が決まった途端に福島原発問題に動きがあることにも、不信感を示した。

開催地が決まる前日、7日の同番組では、
「オリンピックに反対しているわけじゃないんですよ。
オリンピック結構だと思ってるんですけど」と前置きをしながら、
「東京にオリンピックを誘致することによってね、東北の復興の役に立ちたい。
東日本大震災の被災者の方に勇気をあげたい」という発言をしているごく一部の人たちがいると指摘。

また、オリンピック招致にかかる費用や、
開催するとなると数千億円が必要になることを取り上げ、
「数千億円の金を使うんだったら、復興のために全部寄付すればどうだ。
そっちのほうがよっぽど勇気と力をあげられる」と話し、
オリンピックを東京で開催することが、被災地に勇気をあげることには繋がらないと語った。

「東京だけがワイワイお祭りしてさ。どうなんだと思ってるんで、
どうも積極的にになれないんですが」と締めくくった久米は、
東日本大震災に個人名義で2億円を寄付している。
オリンピックに使う費用があるならば、
まずは東日本大震災の復興に使うべきだと感じているのだろう。


東京が五輪を誘致活動している頃から反対運動しているのならともかく、

開催が決まってから「俺は反対だ」って言うのは、

人とは違う意見言ってやるぜ世間との流行りに逆行するぜ的な

ただのカッコつけの負け惜しみに近い感じに聞こえちゃうんですよね。

五輪の開催費用と復興予算に結びつけるのも、

誘致も含めた五輪開催予算は東京都の予算であって、

国が進める復興予算とは絡んではいませんし、

復興予算は今年19兆円から25兆円に増額されているので、

五輪も復興も同時にやるわけで、

五輪に使う金を復興に回せというのは勉強不足な意見ではないでしょうか。

福島の原発事故によろ汚染水の問題も、

対策は進めなければいけませんが、

実は原発からの汚水水垂れ流しは我が国よりもフランスなどの方がケタ違いですし、

健康被害も気にする必要のない数値です。

参考リンク:
『ぼやきくっくり』2013.09.19
「アンカー」汚染水の解決策『処理して海に出す』を言えない安倍政権…
世界の原発はトリチウムを大量に放出…総理の本心は?


『アゴラ』環境ジャーナリスト石井 孝明
福島原発の汚染水問題、健康被害の可能性なく騒ぐ必要なし

けっきょくのところ久米氏の意見はすべてにおいて批判が不勉強がきているものなんですよね。

ですので、被災地のことを思うのなら決まってしまったオリンピックに反対するより、

オリンピックと被災地復興を結びつけられるような運動に

エネルギーを使った方が支持されると思うんですけどね。














名塚元哉 |←ホームページ