ブロンコビリーがバイト撮影問題を起こした足立梅島店を閉店 バイト店員に損害賠償請求も(産経新聞 8月12日)今月6日に男性アルバイト店員がキッチンの冷凍庫内で自分の写真を撮ってツイッターに掲載し騒ぎになったステーキレストラン「ブロンコビリー」(名古屋市名東区)は12日、問題を起こした東京都内の足立梅島店を閉店することを臨時取締役会で決め、発表した。 またすでに解雇したこのアルバイト店員に対して、損害賠償を請求することも検討に入った。 同社では6日から同店を一時閉店。「悪ふざけした」と電話で謝罪した当該アルバイト店員を解雇。さらに従業員の再教育などして、営業再開に備えてきたが、「お取引先様等のご支援をいただきながら、この使命の実現に取り組み続けている全社・全従業員の努力に反した責任は重く、当該店舗がこのまま営業再開することは許されない」と経営判断をして、このまま閉店することを決めた。 このところ、アルバイトなどの店員が勤務先店舗の中で自分の写真を撮影して、ネットに掲載する問題が相次いでいる。ここ最近、飲食店でバイトの店員などが、食料品の入った冷蔵庫に入って寝ていたり、料理に使用する食品に悪ふざけをした写真をTwitterなどに投稿して、飲食店が食材を廃棄し謝罪に追い込まれている事案が相次いでいますが、これらの行為を営業妨害として飲食店側は、正々堂々とバカな悪ふざけをしたバイト店員に、見せしめとして損害賠償請求をすればいいのです。悪ふざけして、その写真をネットに載せてチヤホヤされたいと思うアホな感覚じゃ、クビで済ます程度なら、将来、バイトの時にこんな事をしたと笑い話にするぐらいで、ちゃんと反省しないのではないでしょうか。損害賠償請求をして、自分はとんでもないことをしたと、もし、自分が店のオーナーならどう思うかぐらいを落とし前としてきちっと分からせるぐらいじゃないと、この手のアホな行為は後を絶ちませんよ。ところで、こういったバイトの悪ふざけが最近になって目立っていますが、ネットによって可視化され目立っているだけで、今に始まったことではなく昔からあったのではないでしょうか。Twitterなどネットに平然と載せてしまうのは、世界中から閲覧できる不特定多数が見ている空間を忘れ、友達同士のなれあい感覚だけでネットをやってしまっているから、友達にウケ狙いのノリでアップしたものの、他の人の目にも触れてバレテしまう。ネットに載せなきゃいいとは言いませんが、バイトも含め社員には社員教育の他にネットリテラシーも身につけさせないといけない時代ですね。