国会の対応は?「1票の格差」で“怠慢”との批判も(テレ朝news 3月27日)「1票の格差」が是正されずに行われた去年の衆院選を巡る一連の裁判は、27日午後の仙台高裁秋田支部での判決ですべて出そろいます。これまで、「違憲状態」が2、「違憲」が11、違憲でさらに「選挙の無効」が2という判決が出ています。怠慢との批判が強まる一方の国会は、どう対応するのでしょうか。 27日朝、与党は1票の格差是正のための「0増5減」を先行させる方針を確認しましたが、野党は抜本改革と同時にやるべきだと批判を強めています。 菅官房長官:「0増5減については政党間で決まった話だから、決めたことは一つひとつ着実に進めるのが政治に信頼を取り戻す第一歩だ」 もともと0増5減先行案は民主党政権時に成立していましたが、高裁でこの案自体に問題があるという判決が出たことで、民主党は反対姿勢に転じました。また、ある民主党幹部は「自民党は、0増5減だけで終わらせようとしている」と疑いの目で見ています。民主党は、新たに小選挙区30、比例区50で合わせて80減らす案の検討を始めました。ただ、自民党の比例30削減案との溝は大きく、日本維新の会やみんなの党とのすり合わせも全くできていない状況です。今国会中に定数削減が本当にできるのか、国会の本気度が試されています。「0増5減」法を民主党政権が去年11月に可決して解散。それを今になって「『0増5減』は嫌だ」なんて、なら、最初から賛成しなきゃ良かったのに。◆教科書検定:高校15%厚く 国語・数学3割増 震災の記述倍増−−文科省(毎日新聞 3月27日)菅直人元首相について「震災処理の不手際もあって(内閣)総辞職に追い込まれた」とするなど政権評価に踏み込んだ日本史の教科書も。菅が議員になりたての頃に「教科書に載るような政治家になりたい」と言っていたという話があるのですが、その念願が叶って良かったですね。◆昨日に引き続いてトーイの動画をアップしました。去年の10月頃に撮影していた動画です。少し長い動画ですが、水風船がいつ割れるのか割れた後の反応を含めてお楽しみください。http://youtu.be/Jo4OW-z3UhM