2ちゃんねる創設者を書類送検 麻薬特例法違反の疑い(朝日新聞 12月20日)インターネット掲示板「2ちゃんねる」上の違法な情報を放置し、禁止薬物の売買を手助けしたとして、警視庁は20日、2ちゃんねる創設者の西村博之元管理人(36)を麻薬特例法違反(あおり、唆し)幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検し、発表した。ネット掲示板への書き込みに関し、捜査当局が運営側の責任を問うのは極めて異例だ。 サイバー犯罪対策課によると、書類送検の容疑は、禁止薬物の売買を誘う多数の書き込みを放置し、昨年5月7日、50代の無職の男が覚醒剤の売買を持ちかける内容の書き込みをするのを手助けしたというもの。書き込みは実際に密売に利用され、男は麻薬特例法違反(あおり、唆し)などの罪で実刑判決を受けた。 これら違法情報をめぐっては、警察側からの削除要請の多くに2ちゃんねるが応じない状態が続き、昨年は5223件の要請に対し5068件が放置された。アメブロ、ペニオク事件受け対応策発表(オリコン 12月20日)入札ごとに手数料がかかるペニーオークションを巡る詐欺事件に絡み、アメーバブログを運営するサイバーエージェントは20日、グループ子会社を含む一切の関与を否定、新たにガイドラインの見直しとガイドラインに反したブロガーへの罰則規定の策定、不正業者などへの対応に関する対応策を発表した。 企業情報や商品を紹介する際のガイドラインに「ブログ記事内での偽装行為の禁止」を追加。それらを紹介する際は「ブログ記事内での関係性の明示」を一目で読者にわかるような表示を来年1月より順次対応していく。 このガイドラインに反するブログ記事の投稿などが行われた場合は警告ののち、改善が見られない場合は、該当ブログ記事の削除、オフィシャルブログからの削除、アカウントの停止などの措置を行うペナルティ規定を設ける。 また同社を介さずに直接著名人ブロガーに対して企業の情報や商品を紹介する企業に対しては、違法性のあるものや読者の利益を損なう危険性があると判断した場合、その企業に対して警告を行い、改善が見られない悪質なケースには、該当企業のサービスやホームページへの誘導ができないようなシステム措置をきょう20日より施す。 同社では「ブログサービスを運営する企業として、読者の利益を保護することを最優先とし、ステルスマーケティングの撲滅と健全なサービス運営に努めてまいります」としている。薬物の書き込みだけに限っても薬物は利用者が依存になる率が高く、最悪の場合は廃人になることもありますし、また錯乱や妄想で薬物利用者によって他人を傷つける傷害事件発生にも関わってくるので、例え第三者の書き込みだったとしても、その書き込みを放置していた罪は重いですが、幇助という面だけで見れば、詐欺オークションの宣伝をしたタレントは詐欺幇助の疑いで書類送検して、ついでにブログを削除せず放置していたとしてブログ運営会社の社長も書類送検にすればいいのにと思うのですが。