ノーベル賞に山中教授(産経新聞 10月8日)2012年のノーベル医学・生理学賞は、体のあらゆる細胞に変わる能力を持つiPS細胞を世界で初めて開発した山中伸弥京都大学教授ら2人が共同受賞した。ASLなど難病患者と患者を持つ家族に、どれだけ希望を与えているか計り知れない研究をしている山中教授が受賞するのは当然で確実だと思っていましたが、この分野ではほかにも受賞しそうな人が多いし、ノーベル賞では論文を発表してから10年以上経って、ようやく受賞ということも多いので、毎年、有力候補に挙げられるけど、まだ難しいかなぁと考えていたんですが、研究がスタートしてほんの数年で受賞なんて、それだけ価値のある研究だと認められた証拠ですね。本当におめでとうございます。日本が再生医療の分野で世界をリードできるよう政府として力添えを発揮して欲しいと思いますが、事業仕分けで科学分野の研究費を削った民主党は、どんなコメントを出すんでしょうかねぇ。京大・山中教授「希望奪わないで」事業仕分けの科学予算削減で ◆民主、池坊氏を参院選に擁立へ…母は公明代議士(読売新聞 10月7日)民主党京都府連は6日の常任幹事会で、来夏の参院選京都選挙区(改選数2)に、華道家元池坊青年部代表の池坊美佳氏(42)を擁立すると正式に決めた。 近く党本部に公認申請する。 池坊氏は、華道家元池坊専永氏と、池坊保子・公明党衆院議員(比例近畿)の次女。記者会見では、「いけばなの仕事をしてきた経験を生かし、文化芸術立国を目指す一翼となりたい」と抱負を語った。文化芸術立国を目指す一翼になりたいのに、文化芸術関連予算を事業仕分けでごっそり削った民主党から出馬するって意味不明。そして、母親が公明党の議員なのに何で民主党からって思ったのですが、同じ選挙区から出馬する自民党の西田昌司議員を落選させるためなのかも。民主党にとっては、多くの議員が西田氏に痛い目にあって、いわば疎ましい存在なわけです。以前から政治に興味のある池坊氏の次女としては立候補したいのだけれど、母親の所属する公明党は自民党と連帯しているので公明党から出馬は難しい。そこを民主党が嗅ぎつけて口説き落として民主から出馬させれば、池坊も一定数の票を持っているし、母親が所属する公明党を支援している創価学会員も投票してくれさえすれば、西田氏の刺客になると考えたのでしょう。 それにしても、今後、民主党から出馬する人は勇気があるのかアホなのかのどちらかです。