〜中国の兵法書「六韜(りくとう)」より〜「交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が有能ならば何一つ与えず返せ。 交渉の為に隣国から使者が来て、もしその者が無能ならば大いに与え、歓待せよ。 そうすれば、隣国では無能な者が重用され、有能な者が失脚する。 そしてやがては滅ぶ」中国 鳩山氏や真紀子氏ら招待 友好団体会長など15人(産経新聞 9月24日)日中関係筋によると、在日中国大使館は24日、日中国交正常化40周年に合わせ、日中友好7団体の会長や鳩山由紀夫元首相、田中真紀子元外相ら約15人を中国に招待することを明らかにした。中国の要人が27日、北京で招待客と会談する意向という。 中国側は23日、40周年を記念する今年のメーンイベントとして27日に計画されていた大規模な記念レセプションの中止を日本側に伝えたが、友好団体会長らとの小規模な会談だけは実施することにした。 日中関係筋によると、中国大使館は24日、都内で招待客を招いた食事会を開催。「日中友好議員連盟」会長の高村正彦元外相や「日中友好協会」会長の加藤紘一自民党元幹事長らが出席。その場で中国側は7団体の会長のほかに、田中元外相ら「中国の友人」を招くと伝えたという。 日本側と会談する中国要人が誰かは明らかにしていない。現時点で、その他に判明している人物は、河野洋平前衆院議長、二階俊博元経済産業相、米倉弘昌経団連会長です。鳩山元首相ら15人訪中へ=「親中派」で国交40年―27日に国家指導者が会談か(時事通信 9月25日)河野洋平氏、加藤紘一氏、高村正彦氏、二階俊博氏なんて、2006年4月2日の産経新聞朝刊に載っていた中国の対日政策責任者が頼りにする自民党議員7人の内の4人ですからね。『ぼやきくっくり』2006.04.03 中国が頼りにする「七人のサムライ」(一部抜粋)日中関係筋によると、中国の対日政策責任者が「七人のサムライ」と呼んで頼りにしている現役の自民党議員がいる。(1)河野洋平(2)福田康夫(3)野田毅(4)二階俊博(5)加藤紘一(6)山崎拓(7)高村正彦−で、順位は「親中」の度合いと期待度なのだという。日本に経済制裁をするぞとか正常化40周年の式典は中止だとか圧力を加えてきている中国が、わざわざ指名して招待しているということは、そういうことです。日本では影響力の無くなった議員でも、中国にとっては利用しやすい貴重な存在ですからね。特に危険なのはルーピー鳩山です。後先のことを考えず、目の前の相手が喜ぶことを言うのが得意技ですし、「日本は日本人だけのものじゃない」が持論なので、「友愛の海で尖閣は共同開発すればいい」とか言いだしかねませんし、最悪なら「自国の領土の主張に結びつく国有化に私は反対の立場だ」なんて爆弾発言が飛び出しちゃうかもしれません。先日の、日本政界の“重鎮”として野中氏の謝罪発言を積極的に利用しているように、野中広務氏、中国の尖閣番組で謝罪 「不幸な事件、大変申し訳ない」(J-CASTニュース 9月22日)中国からすれば、バカをその気にさせて有利な発言を引き出して、元総理大臣の発言として利用するつもりでしょう。イラン訪問時のように変な言質を取られて利用されたように。だから、鳩山だけは豆鉄砲を使って撃ってでもいいので、是が非でも訪問を阻止しろと思っていたら、訪問を見送ったそうです。鳩山氏が訪中見送り 尖閣問題の影響考慮(産経新聞 9月25日)民主党の鳩山由紀夫元首相は25日、日中国交正常化40周年に合わせた招待を辞退すると中国側に伝えた。鳩山氏側は「沖縄県・尖閣諸島の国有化をめぐり日中関係が緊迫する中、訪問が何らかの影響を及ぼすのは好ましくない」と説明している。 中国側は日中友好7団体の会長や鳩山氏らを招待。中国要人が27日、北京で会談するとの見通しを示していた。ただ、コロコロ変わる鳩山なので、明日になると「やっぱり行く」なんて変わっているかもしれず予断を許しませんが、他の議員たちはどうするのでしょうか。