昨夜、開催された「MTV VIDEO MUSIC AWARD JAPAN 2012」はPerfumeが司会でした。司会といっても、やはり主役は各賞にノミネートされたアーティストや、この日だけのために演出を考えたゲストアーティストのライブですから、司会のお礼程度にMTVさんの計らいで1曲ぐらいパフォーマンスを披露させてくれたらいいなぁ〜と淡い期待を抱きつつ番組を観ました。するとですよ!オープニングからイキナリPerfumeのパフォーマンスから授賞式がスタート。しかも、それがこの日限定で作られたダンスで、VMAJ2012のポスター用の赤い現代風着物な衣装でVMAJ2012のCM用に作られた曲で、CM同様に和テイストな舞を披露しました。約2分半のダンスでしたが、日舞や能など日本文化の舞を取り入れた上品さの中に情熱的な部分を感じさせる振付は、もう魅入ってしまうほどの美しさでした。Perfumeの故郷、広島の厳島神社には三女神が祀られていますが、まさに、それを連想させ、Perfumeが3人なのは必然だったのかもと思ったほどでした。さらにですよ、番組の合間合間(CM開け)に、わざわざ衣装を着替えてソロでダンスを披露したり、(Perfumeのパフォーマンスで、たった1人だけでステージで踊りきるのは珍しいことです。)最後の大トリがPerfumeのライブで、「take off」で登場し、「レーザービーム」と「Spring of Life」の2曲をフルで歌いました。「Spring of Life」のフルはテレビでは初披露ですし、なんと言ってもPVと同じように衣装に取りつけられたLEDが点滅するサービスもあり、最初から最後まで一番目立っていたんじゃないかと思うほどの優遇ぶりで、MTVさんありがたや〜といった感じです。ちなみに「レーザービーム」が最優秀振付け賞と最優秀ダンスビデオ賞受賞に輝きPerfumeは2冠達成でした。