https://twitter.com/UeyaMountain/status/216126515656654848https://twitter.com/HEMyong/status/216126505137352704『痛いテレビ』2012.06.23関西人は死ね!紫陽花革命「痛いテレビ」さんの指摘されている通りだと思います。昨夜の首相官邸前で行われた自称4万人が集まった大飯原発再稼働反対デモですが、なぜ参加者が主張するのは原発稼働反対だけなのでしょうか。「原発の代わりとなる火力発電所建設やエネルギー政策を早くしろ!」「メンタンハイドレードの採掘を早く始めろ!」といったことを原発反対と一緒に要求しないのか私はそれが不思議でなりません。人間の生活と繁栄にとって恩恵を受けていた物を排除するのであれば、それに代わる物を要求するというのが道理ではないでしょうか。昨夜の『報道ステーション』で、このデモの様子を伝えていましたが、10代後半から20代前半ぐらいに見える学生か社会人だか分らない男性が、「今の日本は不景気で大変だけど、さらに経済縮小が起きたとしても原発は無くすべき」というようなことを言っていましたが、全ての原発を停止した結果、仮に今以上の不景気になって経済縮小が起こった際に、この男性が社会人なら自分の勤めている会社が倒産するとか、この男性が学生なら父親がリストラされるとか父親の勤める会社が倒産するといった不景気による被害が自分にも降りかかってくることもあるという想像が無いのが怖いと思いました。彼らは原発が事故を起こした場合のことばかりを想像し心配しますが、電力不足によって起こる国民全体への弊害については想像しようともしません。また、野田首相が大飯原発再稼働を表明したことで、安全宣言をしても信じ難いとか、地震の活動期で危ないとか、原子炉の下に直下型の活断層があって危険だとか、いろいろと反対する声が巻き起こっていますが、確かに政府による安全宣言も信じ難い部分もありますし、地震の活動期や真下に活断層があるのは事実だと思いますが、原発は稼働中であっても停止中であっても、冷却そのものは続けておかなければいけません。だったら、例え停止中でも巨大地震が起きれば、福島第一原発事故のようになる可能性があるのは変わりないのに、稼働したら危険で停止中は安全みたいな報道の仕方と批判に違和感を持ってしまいます。原発なんて稼働してようが停止していようが、冷却を続けておかない限りは危険なことには変わりないのですから、けっきょく、その場所に原発が鎮座している限りは、危険と隣り合わせのものであることには変わりないのに、停止したら拍手喝さいして、再稼働が決定すると反発しちゃってる、大飯原発の防波堤や非常用電源装置の分散など安全に対する取り組みが2015年から行われますが、もっと早く進めろという声もほとんどありません。今の反原発の声は不安を煽るだけのマスメディアと、デモに参加した人達の主張のほとんどは稼働反対の声だけで充たされています。物事には順序があり本当の安全や代替えになるものを要求しない、電力不足による弊害も真剣に考えない反原発活動にはリアリティーを感じません。