ヤフオクとパフュームと「ガチャ」(日経新聞 5月27日)この記事を書いた記者さん「ポリリズム」でブレイクする前からのパフュファンのようですが、プレミアチケットをヤフオクで買ったって堂々と記事にしちゃダメでしょ。高校生がTwitterや個人ブログに書くんじゃないんだから。4万円払ってでも観る価値があったと言いたい気持ちは分らなくもないけど、公式に「チケットの転売や売買は禁止」となっている以上、ヤフオクやダフ屋に手を出すべきではないし、誘惑に負けて手を出したとしても胸の内に留めておくべきですよ。◆光市母子殺害事件、弁護団が再審請求方針(読売新聞 5月26日)山口県光市の母子殺害事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、3月に死刑が確定した元会社員大月(旧姓・福田)孝行死刑囚(31)の弁護団は26日、東京都内で報告会を開き、10月にも広島高裁に裁判のやり直しを求める再審を請求する方針を明らかにした。 報告によると、8月に弁護団会議を開き、請求時期など詳細を詰める予定。新証拠として、法医学者や心理学者の鑑定結果などを検討しているという。再審請求について、大月死刑囚は「事件が何だったのかを明らかにし、生きて償っていくことが本当の務めだ」と話しているという。最初からそう言ってれば、望みが叶った可能性はあったのに、あの手紙と裁判内容では心証が悪くなるのは当然。それに、同じように再審請求している「名張ぶどう酒事件」とは違います。 事実認定に置いて争う点はなく、一部不見識な責任逃れの供述はあるが、事実をどうこうするものではないし、 「疑わしきは被告人の利益に」とありますが、疑わしき点は本件にはなく再審制度の悪用に近いと言えます。それに、死刑があることによって、ようやく「償いたい」という気持ちが芽生えたのなら、死刑判決の意味が生まれてくれるというもの。本当に自分の犯した罪を償う気があるのなら、被害者遺族が死刑を望まれている以上は、その死を受け入れるのが償いになると死刑判決を受け入れるはずではないでしょうか。「生きて償いたい」というのは個人のエゴ。死刑の日が来るまで好きなだけ反省したらいいだけのこと。