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2011年12月10日(土) 被害を拡大させた消費者庁

今宵は皆既月食なので、この名曲をお届けします。




消費者庁、通報を放置…茶のしずく健康被害(読売新聞 12月10日)

福岡県大野城市の化粧品製造販売会社「悠香」が通信販売した
「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧製品による小麦アレルギー発症問題で、
消費者庁が昨年1月に国民生活センターから寄せられた健康被害報告など、
外部からの情報を再三、放置していたことがわかった。

 悠香の製品をめぐる問題が表面化したのは今年5月以降で、
同庁の対応の遅れが被害拡大につながった可能性も出てきた。

 消費者庁によると、同センターから昨年1月、
「茶のしずく石鹸の利用者6人がアレルギーになったと
医師から情報提供があった」と電話で連絡が入った。
商品名を明らかにしたうえでの報告で、
消費者安全法に基づく通知とすべきかどうかを相談するものだった。

 同法は国の組織などに対し、重大な事故などの情報を同庁に通知するよう求めている。
同庁は消費者の安全確保のために情報を有効活用し、
迅速かつ的確に集約・分析して、結果を公表する義務を負っている。
しかし、同庁は同センターに通知を出すよう指示しなかったうえ、
特に何の対応も取らなかった。



昨年1月から今年5月までを含めた消費者庁担当大臣は以下の5名。

2009年9月16日-2010年5月28日 福島瑞穂(鳩山内閣)
2010年5月28日-2010年6月8日 平野博文(鳩山内閣)
2010年6月8日-2010年9月17日 荒井聰(菅内閣)
2010年9月17日-2011年1月14日 岡崎トミ子(菅内閣)
2011年1月14日-2011年6月27日 蓮舫(菅内閣)

蓮舫氏が今年5月にようやく動き出すまでもそうですが、

福島瑞穂氏から岡崎トミ子までの4名にも

被害を拡大させた責任があるのではないでしょうか。

親の非常識によって起きたこんにゃくゼリーの死亡事故だけは、

たった数件だけであっても速やかに対応し規制にも率先して動いているのに、

何の落ち度もない消費者が呼吸困難で死にかけたケースもある

被害者が多い茶のしずく石鹸事故は放置。

また、TV局も死者も出ていない不二家や吉兆はあれだけ叩いていたのに、

大口スポンサーでCMも大量に流していたためか、

問題が表面化しても時間をかけて報道されていないことや、

茶のしずく以外の石鹸やシャンプーからも、

泡立ちを良くさせるために、

アレルギー症状を発生させる同じ加水分解コムギ成分が入ったものが販売されているので、

ご使用の石鹸やシャンプーを調べてみてくださいと言った注意喚起をすればいいのに、

それすら報道されていないことも見過ごせません。











名塚元哉 |←ホームページ