ミステリー作家の深水黎一郎氏が韓流ごり押しのフジテレビについてツイート。良いこと言ってると話題にフジテレビの件について。今回の一連の騒動で、これを機に今までわが国ではほとんどなされなかった、マスコミのあるべき姿をめぐる、活発な議論に発展すれば面白いと思っていたのに、何故かそっちの方向には向かっていないようだ。その原因はフジテレビ擁護派の文化人や芸能人の論理が、幼稚極まりないことにある。「嫌なら見るな」これでは議論にならない。自由競争が成り立っている業界ならばこの論理でも通用するが、放送業界は違う。何故なら我々一般国民が、勝手に放送局を作って電波を流したら、電波法違反で逮捕されてしまうからだ。我々は総務大臣の認可なしには、ミニFM局すら開設することはできない。電波はみんなの共有財産である筈なのに、我々一般国民は、勝手に使うことができない状態に置かれている。では放送局は何故大手を振って、日本の隅々にまで届く電波を流せるのか。それは放送局が国から認可を受けて、電波を独占しているからだ。ちなみに欧米では、公共のものであるこの電波は、定期的に競売にかけられて、既存のメディアもそれに入札し、落札することによって初めて、その使用権を継続することができる。いわゆる電波オークション制度というやつで、これは欧米の各国政府にとって、大きな収入源の一つとなっている。ところが日本では電波は依然として政府による配給制で、テレビ局は大昔に認定された免許そのまま、愕くほど安い使用料で電波を独占使用している。ならばこの放送業界というもの、新規参入が事実上不可能である以上は、その事業は広い公共性を持たなければならず、公共の電波を自社事業の宣伝に使うことには、何らかの制限が課せられてしかるべきだということ、さらには局が電波を使って自らやその子会社が著作権や商品化の権利を持っているコンテンツを宣伝するような行為は違法だということなどは、子供でもわかる論理であろう。ましてやどこかの国のプロパガンダのような番組を流したりすることは禁止されて当然だし、自分たちがオーナーになっているプロスポーツチームを応援するような番組を流したりすることも、本来大幅な制限が加えられてしかるべきだ。つまり今回のフジの韓流ごり押しのみならず、自然消滅しつつあるが、ちょっと前まで頻繁にみられた日テレの露骨な巨人びいきのナイター中継も同罪である。要するに、あらゆる偏向放送が禁止されてしかるべきなのだ。もちろん番組を作るのが人間である以上、必ずや何らかの偏向はみられる。だがその段階では誰も文句は言わない。今回のフジは多くの視聴者が、それが洗脳レベルに達していると感じたから騒ぎになっていることを、フジの上層部は理解しているのだろうか。従ってフジテレビは今回の騒動に対して、何らかの声明を出すべきだし、偏向放送ではないと言うのなら、そうではないことを論理的に説明するべきだろう。「嫌なら見なければいい」という論理は通用しないことは前述の通り。一方、フジに不満をいだく側も、《ノーモア韓流》ではなく、《ノーモア偏向放送》というスローガンを前面に掲げるべきであろう。それによってマスメディアのあるべき姿への議論へと発展させなければ、いつかこの運動は潰されてしまうだろう。フジテレビが批判されるべきたった一つの理由 (一部抜粋)『嫌なら見るな』が通用しない理由 岡村隆史さんが「韓流が嫌なら見なければいいのだ」と述べています。 しかし、その理屈はおかしいのです。 フジテレビが批判されるのは、「韓流を流しているから」ではなくて、「韓流を扱う態度に公平性がかけるから」です。 だから、「嫌なら見るな」は何の反論にもなっていません。 そもそも冗談のように安い電波料でインフラを使用して、新規業者を排除しているテレビ局が「嫌なら見るな」はおかしい。 なぜなら、 「嫌だから他を見る」選択肢を潰しているのですから。 さらにいえば、顧客が商品から離れているのに「嫌なら見るな」というロジックは素晴らしすぎます。売れなくなったときに「それは顧客が馬鹿だからだ」という企業はおそかれはやかれ、ダメになるものです。テレビ局の顧客意識のなさはちょっとイケメンすぐる。 別にデモなんかしなくても、中からぐずぐずと腐っていくので、放おっておいたらいかがでしょうか。 腐りゆくうんこを前にした時のいちばん合理的な戦略は、黙って目の前を通り過ぎることです。「嫌なら見るな」という言葉は、確かにイヤだと感じれば見なければいいだけだと思いますし、それがテレビ番組であれ本やマンガであれブログであれ作品を作ったり書いたりする側からすれば使い勝手のいい便利な言葉です。ただ、不特定多数に見てもらうことを前提にして自分達が作ったものを垂れ流しておいて、「嫌なら見るな」は裏を返せば「見るなら文句言うな」という意味ですから、垂れ流している側の傲慢と怠慢にも感じます。私もたまに見るテレビ番組のゲストで全然知らない韓国人が出てきたり、 無理やりクイズ番組の問題になっていたり、 流れとは関係なく出演者が韓国のことを話しだしたりと、まるで抱き合わせ販売のようなテレビの韓国押しには嫌悪感を感じていますが、わざわざ、暑い夏に貴重な時間を使ってまでフジテレビ前でデモなんかする必要なんてあるんだろうかとは思います。どうせデモするなら菅退陣デモをやれとさえ思います。本当にイヤだと感じたら見ない無視するこれでいいんじゃないでしょうか。ところで、ほぼ毎日、こんな日記を書いていれば批判のメールを頂きます。正直なところ「嫌なら見なきゃいい」と思ってもしまうのですが、実は、批判をくださる読者様も、しっかり読んでくれて内容を把握したうえで意見を述べている有難い存在であり、批判の内容を読んで、ハッとさせられたり反省材料にすることも多いのです。応援以上に批判の意見も何かを発表する側にとっては大切な意見なのですが、それを最初から「見てくれるな」と突き放し無視していると、向上にも何も繋がりませんし、視聴者が離れていくだけです。ですからテレビ制作サイドも嫌なら見なきゃいいなんて突き放して開き直ってると、その内、お願いですから見てくださいと言っても見向きもされない時代になりますよ。現に日本のテレビ番組は韓国推し抜きにしても、バラエティもドラマも報道も見る価値すらないものが増えて、若者からお年寄りまでテレビ離れしてきてますからね。あと、昔『トゥナイト2』という番組でCM前に、 「トイレに行くなら今のうち」 と言って、スポンサー料を出している企業からクレームが来て、完璧に干されたタレントがいましたが、「嫌なら見るな」発言も既存の広告モデルの完全否定にほかならないのですから、スポンサー料を出してる企業はクレーム出すべきだと思います。◆LADY GAGAが男に変身!? “You And I”の〈七変化〉PVがついに解禁(TOWER RECORDS ONLINE 8月17日)クイーンのブライアン・メイがギターで参加していることでも注目を集めたこの楽曲のPVは、ネブラスカにて撮影が行われたもの。彼女は顔や腕の一部が機械化(?)した黒いドレスの麗人をはじめ、きわどいボンテージ風の衣装を纏ったダンサーや上半身裸の人魚、ナチュラル・メイクの清楚な雰囲気をもった女性、さらにジョー・カルデロンと名付けられたガガの男性版の別人格など、さまざまな姿に扮装しており、あらゆるヴィジュアル・イメージが詰め込まれた6分超の大作となっている。センセーショナルな内容で物議を醸した“Judas”や、今年6月に急逝したクラレンス・クレモンスをフィーチャーした“The Edge Of Glory”のPVに続いて、大きな話題を呼ぶことは間違いないであろうこのヴィデオ。〈ガガ様七変化〉を楽しみたい人は、いますぐ彼女のオフィシャルサイトにアクセスしよう!ガガ様の新しいPVが本日解禁になりました。「Born This Way」収録曲でアルバムからの4thシングルになります。すでにアルバムで発表していますし1年前からライブやテレビで歌っているので新曲という感じがしませんがPVがあるとまた新鮮な感覚で聴けますね。人魚ガガや改造人間ガガや最近では珍しいナチュラルメイクガガなど、今回も観ていて楽しくちょっと怪しい世界観のPVになっています。レディー・ガガの全身“千鳥格子”コーディネートに注目!(AFPBB NEWS 8月10日)ピアノだけでも本当に聴かせてくれます。