19例目 なでしこジャパンに国民栄誉賞授与(スポニチ 8月18日)もうすぐ辞める(らしい)菅の名前入りというのがなんとも縁起が悪い。◆「子ども手当存続します」民主が“強弁”ビラ(産経新聞 8月16日)「誤解しないでください 『子ども手当』存続します」−。民主党が、こんな文章を大書きしたビラの配布を始めた。子ども手当は自民、公明両党が特例公債法案の審議に協力するのと引き換えに、平成24年度からの廃止が決まったばかり。世論の批判を抑える狙いだが、自公両党から反発も出そうだ。 ビラはA4判で、先週末に約35万枚を全国の総支部に配った。「(子ども手当は)廃止になりません」「3党合意により恒久的な制度になりました」としたうえで、旧児童手当より支給額が増えると強調。ただ、マニフェスト(政権公約)で「月額2万6000円」を約束していた経緯には触れていない。「恒久的」削除なければ審議拒否 民主の子ども手当ビラで自民・逢沢氏(産経新聞 8月17日)自民党の逢沢一郎国対委員長は17日午後、民主党が「子ども手当は恒久的な制度になった」とするビラを配布していることを強く批判、「恒久的」との表現削除に応じない場合は19日の衆院通過で民主党と合意していた再生エネルギー特別措置法案などすべての法案審議を拒否する考えを明らかにした。党本部で記者団に述べた。 19日には公債発行特例法案の参院での審議入りも予定されている。 これに先立つ自民党の幹部会合でもビラに対する批判が続出。石原伸晃幹事長は民主党の岡田克也幹事長に抗議する考えを記者団に示した。さて、問題になっているビラがこちらです。3党合意の裏で、このようなビラを作っていたというのは、おそらく来年度から再開される児童福祉関係の手当支給制度を 強引に「子供手当て制度」という名前にする気の表れではないでしょうか。「日本海」を「東海」や「朝鮮海」に強引に変更させようとしているアホと同じ思考回路です。民主・安住氏、子ども手当ビラで陳謝=自民、対応留保(時事通信 8月18日)民主党の安住淳国対委員長は18日午前、自民党の逢沢一郎国対委員長と国会内で会談し、民主党が子ども手当の「存続」をアピールする支持者向けのビラを作成したことに関し、「大変ご迷惑をお掛けした」と陳謝し、「国会日程に支障がないようにしてほしい」と求めた。 逢沢氏は、民主党の岡田克也幹事長の午後の記者会見での説明を踏まえ、対応を決める考えを表明。19日に予定される再生エネルギー特別措置法案の衆院経済産業委員会、同本会議での採決については「(説明次第で)凍結せざるを得ない」と警告した。 これに関し、民主党は18日、党所属国会議員と各都道府県連などに対し、支持者へのビラの配布を中止するよう藤本祐司広報委員長名の文書で要請した。執行部が国会審議への影響を考慮したとみられる。安住氏は謝罪していますが、裏ではこんな発言をしています。子ども手当存続ビラに自民猛反発 再生エネ審議拒否も(産経新聞 8月17日)安住淳国対委員長は「この時期にビラを出す必要があるのか! 法案が通ってからでいいのではないか」と突き上げた。>法案が通ってからでいいのではないか 利用できれば後は捨てればいいと騙すつもりだったことをバカ正直に言ってますが、自民党はビラの内容以上にこの発言も問題視してもいいと思います。もしかすると、延命したい菅がこのビラの制作を支持したんじゃないでしょうか。自公が怒って審議拒否に出れば、公債発行特例法案と再生エネルギー特別措置法案が成立できず、3法案成立後に退陣するということが出来なくなって、結果的に自分の延命に繋がるだろうという安易な発想で。まあ、なんにせよ「ひどい」のレベルじゃなくて「明確な意図を持った詐欺行為」 であって、連立与党の社民党や国民新党を平気で裏切ったこともありますし、騙すことでしか存在できない民主党のやりそうな芸当ですよ。