水木しげるさん描く福島原発 32年前のイラスト出版へ(朝日新聞 8月16日)妖怪マンガで知られるマンガ家の水木しげるさんが32年前、福島第一原発を描いていた。当時、雑誌「アサヒグラフ」に書き下ろしたイラストで、作業員の過酷な労働や、ずさんな管理態勢を迫力ある筆致で表現している。「福島原発の闇」(朝日新聞出版)として初めて単行本化、19日発売される。 イラストは、米スリーマイル島事故が起こった1979年の同誌10月26日号、11月2日号に「パイプの森の放浪者」の題名で掲載された。下請け労働者として原発に潜入し、ルポ「原発ジプシー」を著した堀江邦夫さんが文章を書き、水木さんが絵をつけた。 絵を描く前に水木さんは堀江さんと共に、福島原発の近くまで赴き、外観を見学。堀江さんの話などをもとにイメージをふくらませた。重装備でタンクのヘドロをくみ出す労働者の姿や、タービン建屋に巡らされた配管など、綿密な書き込みで、現場の緊張感や重苦しい雰囲気を伝える。10歳の頃からの水木マニアのくせに、こんな作品を発表してたなんて知らなかった・・・。というわけで、早速注文。ちなみに、きょうの夕刊のこの記事では、「32年前のことは忘却の彼方ですが、原発、オソロシイですね」と、水木先生のコメントも掲載されてます。◆首相は社会のストレスのはけ口? 江田法相、低支持率の理由を説明(産経新聞 8月15日)江田五月法相は15日のBS11の番組収録で、菅直人政権の支持率が低迷し続けた理由について「菅首相が(社会の)ストレスの受け手にされてしまった」と述べ、首相が正当に評価されていないとの見方を示した。 菅政権の実績についても「成果とまでいかなくても方針をしっかり示した」と評価してみせた。その一方で、昨年の参院選で首相が唐突に「消費税10%」を掲げたことについては「ちょっと肩に力が入りすぎた。そのツケは随分、大きかった」と振り返った。 首相の人柄に関しては、「人をねぎらうのが上手ではない」と指摘。首相退陣後の新体制について「民主党が新代表をきっちり政権を支える政党になっていくことが大切だ」と強調した。>菅直人政権の支持率が低迷し続けた理由について>「菅首相が(社会の)ストレスの受け手にされてしまった」法律を守らない法務大臣のこの発言は、鳩山の辞任表明の時の捨てゼリフ「国民が聞く耳をもたなくなった」 に似てますね。そもそも、国のトップや政治家というのは、社会のストレスの軽減のために国政の世界に入るのですから、常に社会(国民)のストレスの受け手になるものではないでしょうか。言ってしまえば、民主党と菅が社会にストレスを与え続けたわけで、特に菅政権によって、東北の被災者は堪え難きを耐え忍び難きを忍びの心境だと思います。戦後の焼け野原の映像と大地震の津波による甚大な被害を出した東北の映像が重なって見えますし、敗戦濃厚の戦況になってもプライドだけで突っ走って、我が国を壊滅的な状況に追いやった戦中のアホな軍部と、野党や官僚の知恵を借りなくても震災復興なんてすぐ出来ると豪語し、震災対応がお粗末になって5カ月も被災者を苦しめる民主党政権のアホさも重なってみえます。政権を取ってから、2代続けてルーピーと無能を総理にして、マニフェストすら達成できず嘘八百を並べ、外交では国益を損ねる対応に終始するという仕事をしない政権に国民がついてくるはずもないのですが、民主党の政治家はどいつもこいつも、「俺達民主党は優秀!理解できない国民が悪いんだ!」とばかりに、自分たちが支持されなくなったのは全部国民のせいで、 自分たちに非があると微塵も感じてないのですから始末に負えませんね。