菅内閣の“落日”象徴 松本龍震災復興担当相が辞表提出 首相の任命責任も(産経新聞 7月5日)「岩手でキックオフ、3日でノーサイド」復興相会見全文(朝日新聞 7月5日)「被災者のことは私は人一倍寄り添っているつもり」とか辞任会見で言ってましたが、本当に被災者のことを考えているのかどうか、言っていることと態度に開きがありすぎます。言葉が足りなかったり荒かったり以前の問題で、真摯に復興に取り組む気持ちや、人をねぎらい協力する気持ちがあったら、態度や話し方以上に、あんな内容のことを言えないはずです。もしかして、松本氏は菅首相からの復興担当大臣打診を2回断っていたほど嫌がり、誰も引き受け手がなく3回目の打診で渋々承諾したように、本当は大臣をやりたくなかったんじゃないでしょうか。だから、サングラス会見とか、知事との俺様口調会談とか辞任できるような態度に持って行ったとか。松本氏の本心が見えません。復興相に平野氏昇格=野党、首相責任追及へ(時事通信 7月5日)20110320NHK 日曜討論 東北関東大震災 今何が必要か(平野副大臣)「被災地はいちいち政府に聞かないで自分らで判断して行動しろ」この発言のあとに「責任は政府が取るから」を付け加えれば説得力もあるのですが。ちなみに、5月4日放送の水曜アンカーで、青山繁晴氏がパソコン画面を読み上げながら、 圧力をかけた内閣府の副大臣との電話内容を再現していましたが、この副大臣が平野達男氏という話です。「青山繁晴を逮捕しろ!」と捜査当局に迫ったのもこの人なんでしょうか。ところで、菅首相は辞表を提出した松本氏を慰留したそうです。すぐに辞任されると、野党の追及の矛先が自分に向き、任命責任を問われることになりますが、そんなことよりも、一番話したくないこの件がありますから、菅首相側、北の拉致容疑者親族の周辺団体に6250万円献金(産経新聞 7月2日)松本氏を大臣のまま残しておいて、明日からの国会では野党の追及を松本氏に集中させたかったのが、必死に引き留めた理由なのではないでしょうか。こんなことなら、6月2日に菅首相を引き摺り下ろしていて方が、今よりも復興が進みだしていたんじゃないでしょうか。