松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発(朝日新聞 7月4日)松本龍復興担当相は3日、東日本大震災の被災地である岩手・宮城両県を訪ね、両県知事と会談した。前日の福島県に続く就任後初めての被災地訪問だが、被災者の感情を逆なでしかねない発言を連発した。週明けの国会で野党が追及する可能性もある。 最初に訪れた岩手県庁の玄関前では、衛藤征士郎・衆院副議長からもらったというサッカーボールを持ち出し、「キックオフだ」と達増拓也知事に蹴り込んだが、達増氏は取り損ねた。 会談では、仮設住宅の要望をしようとする達増知事の言葉を遮り、「本当は仮設はあなた方の仕事だ」と指摘。仮設住宅での孤独死対策などの国の施策を挙げ、「国は進んだことをやっている。(被災自治体は)そこに追いついてこないといけない。知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない。そのくらいの気持ちを持って」と述べた。また、「九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からない」と冗談めかして話した。 午後に訪問した宮城県庁では、応接室に後から入ってきた村井嘉浩知事に「お客さんが来る時は、自分が入ってから呼べ。しっかりやれよ」と語った。被災した漁港を集約するという県独自の計画に対しては「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと、我々は何もしないぞ」などと厳しい口調で注文をつけた。 松本氏は防災相から引き続き震災対応に当たることもあって村井氏は面会後、記者団に「地元のことをよく分かっている方が大臣に就任して喜んでいます」と述べた。しかし、ある県幹部は「被災地に来て、あの言動はない」と憤っていた。ナレーション)こんばんは。松本龍復興担当大臣が、復興大臣就任後、 今日初めて宮城県庁を訪れましたが、村井知事が出迎えなかったことに腹を立て、 知事を叱責しました。 宮城県庁を訪れた松本復興担当大臣、 村井知事が出迎えなかったことで顔色が変わります。 松本「(村井知事が)先にいるのが筋だよなぁ」 ナレーション)数分後、笑顔で現れた村井知事が握手を求めようとしますが、これを拒否。 応接室に緊張が走ります。そして要望書を受け取ると、松本大臣が語気を強めて自らの考えを伝えます。 松本「(水産特区は)それ県はコンセンサスを得ろよ?そうしないと我々、何もしないぞ? ちゃんと、やれ。今あと自分後から入ってきたけど、お客さんが来るときは自分が入ってから お客さんを呼べ(指差しながら)いいかー?長幼の序がわかってる自衛隊ならそんなことやるぞ? (前のめりになり)わかった?しっかり・・あの・・やれよ? 今の、最後の言葉はオフレコです。いいですか?」 村井「(失笑)ウフフ」 松本「みなさん、いいですか?はい、絶対書いたらその社は終わりだからネ☆」 ナレーション)松本大臣のこの言動は、波紋を呼びそうです。(おわり)「問題ない」と松本氏(産経新聞 7月4日)松本龍震災復興担当相は4日昼、東日本大震災の被災地復興をめぐって、宮城県の村井嘉浩知事らに「知恵を出さないやつは助けない」などと発言し、野党が反発していることについて「発言は問題ない。(自発的に)首相に説明するつもりもない」と述べた。首相官邸での記者団の質問に答えた。 松本氏は村井知事との3日の会談で、「お客さんが来るときは自分が入ってから呼べ」との発言に関しては「呼ばれて入ったら(村井氏が)3、4分出てこなかった。だから怒った。九州の人間は、お客さん来るとき、本人はいるものです」と述べ、改めて自らの正当性を強調。そのうえで、「(会談では)行儀の悪さというか、長幼の序ということをわきまえた方がいい、という話をした」とも語った。 村井知事が4日の記者会見で、こうした松本氏の一連の発言に強い不快感を示したことには「本当に? すごい知事やなぁ」ととぼけてみせた。動画を見れば、行儀の悪さを指摘したと言っている本人のほうが、本当に無礼な態度というのが一目瞭然です。しかも、言ってる本人が“まずい”と感じたからか「オフレコにしろ」とか「書いたらもう、その社は終わりだからね。」と脅してますが、松本氏がB団体のボスの孫なだけに「書いた社は終わり」も妙にリアリティがある中で、地元のテレビ局は会談の様子を報道したということは、よほど腹に据えかねたのでしょう。確かに来客がある場合、先に居て出迎えるとかそういう礼儀も分りますが、それも時と場所によるのではないでしょうか。宮城の村井知事は被災地の知事で、今は1分1秒が大切な超多忙の激務だということは、復興担当の大臣になっている松本氏も理解しているはずなのに、お客様気分で被災地に入って、TBSの報道によると1分半というわずかな時間待たされただけで、相手をお前呼ばわりして命令口調でキレるなんて器の小さい男のすることですよ。「知恵出さないところは助けない」発言も国は助けてやる立場だから、動きが鈍い被災地は見殺しにすると言ってるようなもので、復興大臣として選ばれた大臣が言うべき言葉ではありません。だいたい、知恵を出さないと助けないもなにも、この4ヵ月の間に被災地は要望(知恵)を出しても政府が無視したような状態であり、例えば、がれき処理法案も被災地がいくら提言しても、法案を作らないことに業を煮やして野党が提出していたりするように、がれき処理法案を提出 自公など野党4党(産経新聞 7月1日)この松本氏は元々「防災担当相」で「環境大臣」だったのにも関わらず、事態の大きさにパニックになり仕事も何もせず、自衛隊出動が遅れたり、救援物資の運搬がスムーズに進まなかったりと、防災担当としてあるまじき多くの致命的ミスをやっており、そのことの追及を嫌がり震災後の会見も開かなかったくせに、「私はボーッとしていたけど、みんなでやってくれた」と開き直って言ってます。私はボーッとしていた 松本復興相 被災地で「知恵出さないやつ助けない」(スポニチ 7月4日)午前に岩手県庁で達増知事と会談した際には「(私は)九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からない」と発言。「震災から3カ月以上もたって、国が市町村に寄り添うことは(これまで)なかった。私はボーッとしていたけど、みんなでやってくれた」と述べた。自民党政権なら大臣のミスや失言の度に、酷いものでは顔に絆創膏を貼っただけで、五月蝿いほど「大臣の資質」や「任命責任」を問い、辞任もしくは自殺に追い込むまで頑張ってバッシングしていましたが、民主党に政権が移ってからは、大臣の資質や任命責任と言う言葉をマスメディアは使わなくなりましたね。さて、不愉快極まりない話で終えたくないので、最後に笑える画像を紹介します。レディー・ガガ、“玉ねぎ衣装”で『徹子の部屋』初出演!(オリコン 7月4日)人気歌手のレディー・ガガが、11日(月)放送のトーク番組『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に初出演することが3日、わかった。日本のトーク番組に初挑戦となったガガは、まるで洋服が土台、頭が“芽”という黒柳徹子の“玉ねぎヘアー”を体いっぱいに表現したかのような全長2m超えの気合いの入った衣装で登場。さらにうず高く巻いた髪からキャンディを取り出し逆プレゼントするなど、終始徹子を圧倒した。11日の『徹子の部屋』は絶対に見逃せませんね。でも、できれば衣装は当日の放送まで内緒にしておいてほしかったです。だって、視聴者は衣装も気になっている中で、「ル〜ルル ルルル ルールル♪」のテーマソングが流れ、この姿のガガ様が紹介されたほうが、お茶の間に与える衝撃(笑撃)がハンパないだろうし。もうね、今年の紅白歌合戦にガガ様を呼びましょうよ。今年の紅白は大震災のこともあって真面目モードになると予想されますが、小林幸子さんと日米ド派手衣装(演出)対決させて、その時間だけでも、ちょっと楽しい気持ちを茶の間に与えるのもいいと思うんだけど。