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2011年06月03日(金) ペテン師しか居ない民主党の得意技は「詐欺」です。

菅首相辞任「そう遠くない」…鳩山前首相が認識(読売新聞 6月2日)

民主党の鳩山前首相は2日、菅内閣不信任決議案が否決されたことを受け、
国会内で記者団に対し、菅首相の辞任の時期について
「そう遠くない。夏というのは長すぎる」との認識を示した。

 鳩山氏は、「(採決の)直前に菅首相と会って、復興基本法の成立と、
第2次補正予算案の早期編成のめどがついた時点で、お辞め頂くことで折り合いがついた」と述べた。



菅首相、鳩山前首相との会談で退陣の時期などについての確認文書への署名を拒否(FNNニュース 6月2日)



菅首相、周辺に「辞めるつもりない」 退陣時期の確約ないと認識(FNNニュース 6月3日)

2日夜、菅首相は「原子力事故をですね、ステップ2の冷温停止、
そして放射性物質がほぼ出なくなるところまで持っていくために全力を挙げ、
一刻も早い実現を目指す。当然の私の責任だと思います」と述べて、
「一定のめど」には、原発事故の収束も含まれるとの認識を示し、
少なくとも福島第1原発の冷温停止の目標時期である2012年1月ごろまでは、
政権を担う意欲をにじませた。
また、鳩山前首相が菅首相の辞任の時期について、
「復興基本法や第2次補正予算案編成のめどが立つ時期」と話していることについて、
菅首相は、鳩山氏と交わした「確認書通りで、それ以外の約束は一切ない」と述べ、
退陣時期の確約はしていないとの認識を示した。


閣僚、不信任否決に安堵=「退陣」解釈で違いも(時事通信 6月2日)

与謝野氏は「(首相は)辞任という言葉は使っていない。(退陣を)野党と合意したとかいう話ではない」と指摘。
枝野幸男官房長官も会見で、辞任する首相が重要課題を進められるかとの質問に
「前提が違う」と述べ、退陣表明ではないとの考えをにじませた。




一夜明けてから「辞めるとは言ってない」になると思いきや、

その日の夜から否定が始まりました。

そこで、昨日の代議士会での菅首相の発言を振り返ってみましょう。

民主代議士会での首相発言全文(時事通信 6月2日)

私として、この大震災に取り組むことが一定のめどが付いた段階で、
私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、
若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたい。
この大震災、原発事故に対して一定のめどが付くまで
ぜひとも私にその責任を果たさせていただきたい。


俺の主導で対処に当たるけど責任だけは若い世代におっ被せるね、と言っているだけで、

確かに「辞める」なんて一言も言っていませんが、

「私がやるべき一定の役割が果たせた段階で、
 若い世代の皆さんにいろいろな責任を引き継いでいただきたい。」

引き継いで頂くとは後の人に仕事内容を受け渡すという意味ですから、

この発言をみれば辞任表明と受け取られるのは当然ですよね。

鳩山氏「ペテン師」、枝野氏「専権事項」 退陣時期で混乱(日経新聞 6月3日)

鳩山氏は都内で記者団に「政治家同士だから約束したことを守るのは当たり前だ。できないならペテン師だ」と非難。
「人間としての基本にもとる行為をするなら党の規則の中で首相に辞めてもらう」と述べた。


その場で「お前が言うな」とツッコむ勇気ある記者はいないの?と思いつつ、

昨日の日記で、続投表明をするために菅首相と鳩山で考えた八百長だと書きましたが、

八百長ではなく、会議の議事録は取らないなど重要なことは

記録に残さない党方針を利用した菅首相に

最後に話を聞いた人の意見に乗ってしまうことと一方的に思いを戴くという

いつもの悪い癖によって菅首相の良いように騙された鳩山のおかげで、

民主党もマスメディアも国民も見事に釣られてしまったという話でした。

「首相を退任後、政界に残ってはいけない。首相まで極めた人がその後、
 影響力を行使することが政治の混乱を招いている。」

このように首相を退任後に政界引退するとしていた人が、

ペテン師のように自らの発言を覆し政界に残り続け影響力を行使した結果、

ペテン師がペテン師を騙すライアーゲームで可決の勢いだった不信任案が

土壇場で覆り無責任内閣が信任され、

菅首相の姑息な行為に野党のみならず民主党内までもが反発し協力しなくなるという

可決で生まれる政治空白よりも酷い惨状が生まれ、

菅首相が居座り続ける限り、

被災者支援が遅々と進まないナイトメアが続くのは明白になったのではないでしょうか。



ところで、左翼市民運動家出身議員の草分けで、

菅首相が師として持ち出す故 市川房枝氏は、

自分や他人を利用するだけ利用してのし上がっていく菅直人の姿を見て、

「菅直人には心を許すな」と周囲の人間に警告し、

臨終の言葉が「菅直人だけは許せない」だったという逸話がありますが、

今回も無能のくせに権力だけは維持し続けたいがために堂々と他人を利用し詐欺を働いたわけで、

利用できるものはとことん利用し次々に人は裏切り苦しんでいる人を見ても平気でいられる

人の心を持たない善人のふりした腹黒い男が、

これから「信じてください」とか「命がけでやります」なんて言っても、

よほどの純粋無垢のお人よしかバカか外国人参政権が欲しい

在日韓国朝鮮人以外に国内外含めて誰も支持と信用もしなくなるでしょう。

憲政史上最低最悪の総理大臣の座は昨日で確定になりました。










名塚元哉 |←ホームページ