国会も機能不全? 民主が採決をドタキャン 衆院決算行政監視委(産経新聞 5月23日)衆院決算行政監視委員会は23日、民主党が福島第1原発事故に関する決議案の採決を開会直前にキャンセルしたため、野党の反発で流会となった。 与野党はこの日に決議案と平成20年度決算の質疑を行うことで合意していた。しかし、委員会開会前の理事会で民主党側が突然、「決議案について、政調や政府の了承が今日中に得られない」と通告。民主党理事の連絡不足が混乱の原因といい、与党内からも「民主党は首相官邸も国会対策も機能不全だ」とのため息が漏れた。与党が予算案の原案を提出しないし震災法案を提出しないし採決拒否するしで、与党でいる意味あるのでしょうか。◆首相「私は原子力の専門家ではありません」(産経新聞 5月23日)「私は原子力の専門家ではありませんので、すべてを知っているわけではありません」菅直人首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会でこう釈明した。 「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任していた過去の発言を自ら否定した格好だ。首相「僕はすごく原子力に強い」 内閣特別顧問に語る(朝日新聞 3月16日)あ〜あ〜菅無知ぶり全開 有識者に「臨界って何だ?」(ZAKZAK 3月26日)「原子力に詳しいけど臨界ってなに?」とさえ言ってましたからね。臨界を知らない人が再臨界を恐れて海水注入を止める指示を出すとは思えませんが、再臨界を恐れて海水注入をストップした判断を誰が指示したかで、昨日の委員会でも責任のなすり合いをしていましたが、誰が指示したにしろ再臨界の可能性に躊躇して海水注入を止めたということは、政府も東電も地震後すぐにメルトダウンしているのを知ってたんじゃないのと思うのですが。◆自民・小池総務会長「失敗の本質は菅首相」 福島原発事故調、「失敗学」権威起用に(産経新聞 5月24日)自民党の小池百合子総務会長は24日昼の記者会見で、政府が東京電力福島第1原子力発電所に関する事故調査・検証委員会の委員長に「失敗学」に詳しい畑村洋太郎東大名誉教授を起用したことについて、「失敗の本質は明らか。わざわざそんな権威を引っ張ってくるまでもなく、菅(直人首相)さんが失敗の本質そのものだ」と皮肉った。 さらに「リーダーとして失格なのだから、さっさと辞めればいい。それに尽きる」と改めて退陣を求めた。>「失敗学」に詳しい畑村洋太郎東大名誉教授を起用した起用した政府が「失敗」というか現状を省みる素振りが無いんだけど。