今日の朝日新聞朝刊に載っていた全面広告です。ついでに、朝日新聞の憲法記念日5月3日の朝刊に載った全面広告も紹介しておきます。新聞を開いて最初にこれを見た時「殺す」だけが目に飛び込んできて、「なんじゃこりゃ?恐怖新聞か!」と驚きましたよ。もう一度、見て「殺すな」と書いてあるのかと納得したわけですが、まっ黒の紙面に浮き出る広告費を払った賛同者の名前で「殺すな」の文字は、インパクトは絶大だけど、何か紙面から怨念が出てるかのようで、この護憲派のセンスがキモイなと。どちらも賛同者の個人や企業・プロ市民団体の名前が4千以上記載され、憲法記念日の広告は「9条と25条を守ろう」「自衛隊廃止」「自衛隊を廃止して人民救助隊に変えよ」とかいろいろ書いており、人民ってなんですか?中国人民ですか?とか思っちゃいまして、これまでの護憲派は自衛隊廃止で運動していましたが、今回の東北地方大震災で、自衛隊が被災地で被災者の救助、行方不明者の捜索、瓦礫の除去など大活躍する姿を国民が目の当たりにしたことで、さすがに、自衛隊の廃止とは言い切れないことを理解して、廃止から武力を全面破棄し救援専門の部隊に生まれ変われという姑息な戦略に変えたんだなあと感じました。今日の広告は、「トモダチ作戦はいらない」「日米同盟破棄」「米軍基地は不要」とか思いやり予算によって展開されるトモダチ作戦は、日本人に米軍が頼りなると植え付ける心理作戦とかいろいろ書いているんですけど、この賛同者が米軍規模の働きをして、被災者を助けてくれるのなら、米軍のトモダチ作戦はいらないって言ってもいいと思うんですけど、米軍に比べれば、ちっとも役にも立たないわけで。それに、この手の人達は以前なら、我が国が他国から攻撃を受けるなど不測の事態に陥っても米軍は助けに来ないとか主張してたわけですが、東北地方大震災という戦後最悪な国家危機の事態に、米軍は最大規模の兵力を使って助けに来てくださり、その主張が真っ向から完全に否定されました。例え米軍に対する感情を和らげる心理作戦が根底にあっても、助かる人が多く充分に災害支援の役に立ってくれましたから、これまでの思いやり予算は保険の掛け金として払い続けて正解でしたし、日米同盟も米軍基地も、アメリカから押し付けられた9条に縛られている間は必要だと実感しました。大震災によって、私たち国民の多くが自衛隊と米軍の働きを目の当たりにして、感動し感謝をして災害時の必要性を実感し、平和のための軍隊不要という理想論は、戦争や紛争と同じく平和と安全を乱す災害のときにもクソの役にも立ちゃしないとつくづく感じたわけですが、自衛隊は不要・米軍は不要と言っているこの人達は、震災によって、何言ってるの?と相手にされなくなって、ますます先鋭しカルト化しちゃうんでしょうね。この前、大掃除をしていたら箱の中から、ダウンタウン松ちゃんのUFOキャッチャー人形が出てきた。他にも時計やTシャツも持ってたなぁ。