元「キャンディーズ」の田中好子さん死去(産経新聞 4月21日)キャンディーズが全盛時代の世代ではないのですが、5年前に放送されたNHKのキャンディーズ特集でファンになりました。(その時のことを日記でも書いていました。)2006年12月05日(火) キャンディーズ それ以来、CDを買ってYouTubeで動画を見まくっていただけに、昨夜の突然の訃報には、驚きと動揺を隠しきれませんでした。全盛時代を知らない世代のファンでもショックなのですから、当時、熱狂的に応援していた青春時代を共有したファンの方は、約20年もガンと闘っておられてことさえ知らなかったでしょうから、もっとショックが強いだろうというのは想像に難くありません。キャンディーズ解散後は、普通の女性に戻っていたのですが、病気闘病中だった弟さんの「お姉ちゃんのテレビで活躍している姿が好き」という言葉で、テレビの世界に復帰しアイドルから女優として活躍されていました。私はドラマや映画をほとんど見ないので、『ゴジラvsビオランテ』や『ちゅらさん』「そうめん揖保の糸」などのCMでしか女優さんとして活躍するお姿を拝見していませんが、いつまでもキャンディーズ時代と変わらずチャーミングな女性だった田中好子さんのご冥福を謹んでお祈りいたします。余談ですが、Perfumeの所属事務所アミューズの創設者で、現在は最高顧問である大里洋吉氏はキャンディーズのマネージャーでした。3人から解散を持ちかけられた大里氏は、所属事務所に解散したいことを伝えるも、人気絶頂の稼ぎ頭ですから、当然のことながら事務所は拒否。そこで、大里氏と3人だけで決めて発表したクーデター的な日比谷野外音楽堂でのコンサート中の突然の解散宣言。ゲリラ的に解散を宣言したことで、さよならコンサートなどをすることを条件に解散の了承を持ちかけ、キャンディーズ側は、解散宣言を止めなかった責任を取らされクビになっていた大里氏をマネージャーに戻すことで、解散の先延ばしを了承。伝説となった解散コンサートの後楽園の実現にマネージャー兼プロデューサーとして奔走した敏腕だったそうです。その大里氏がPerfumeにも「平成のキャンディーズを目指せ」と言葉をかけたという話があります。私がキャンディーズのファンになった数年後に平成のキャンディーズと言われるPerfumeのファンになったことは必然だったのかもしれません。