レトルト中心、風呂はなく=第1原発、作業環境依然厳しく−福島(時事通信 4月20日)原発作業員診察した医師 語る(NHK 4月22日)福島第一原発と第二原発には、合わせておよそ900人の作業員がいて、ほとんどが第二原発にある体育館で寝泊まりし、そこから作業現場に通っています。谷川教授によりますと、作業員は、体育館の床に敷かれた畳の上で防護服を着たまま毛布1枚をかけるか、寝袋で寝ているということです。また作業員は、5日前後、連続で勤務して2日休むというサイクルになっていて、勤務の間は入浴できず、食事はレトルト食品だけという生活が続いているということです。谷川教授によりますと、作業員の中には、かぜなどの症状のほかに、ストレスからうつ病が心配される人がいましたが、現在は心のケアを専門に行う医師が常駐していないということです。谷川教授は「復旧に向けた作業の中で危険を伴う仕事は、一瞬の眠気や集中力の低下が、ミスを引き起こし事故につながるおそれがある。衛生面の改善と医療態勢の整備が早急に必要だ」と話しています。廊下で仮眠、食事…これが原発作業の最前線「Jヴィレッジ」だ(産経新聞 4月22日)昼食時。3階の講堂は東電社員や作業員の食事場所だ。仕出し弁当やカップ麺を黙々と口に運ぶ。廊下や階段では講堂からあふれた人たちが座って食事をしていた。 施設では多くの自衛隊員が行き交う。がれき除去のために出動した戦車隊の待機所や、横田基地から来た米軍消防車運用チームの控室もあった。 サッカー場の一部は、第1、第2原発への補給施設へと様変わり。作業員の一人は、レトルト食品や電子レンジで温めるパックご飯などが山積みになった補給施設前で「一時より、食事はだいぶ良くなりましたよ」と話した。食事が1日2回から3回、ビスケットのみからレトルト食品に変わったという以外は、衣食住環境を無視、精神衛生を無視とぜんぜん改善されておらず、1ヵ月が経過した避難所の環境より酷いです。現場で命がけで作業にあたる人が居なければ収束も出来ないのに何とも心ない仕打ちで、東電の上層部は、こういう奴隷のような環境を当然と思っているのでしょうか。今月の初めごろ、Jヴィレッジには90室(収容人員264名)の客室も備えているので、過酷な作業にあたる自衛隊員や消防隊員の休息に使用を申し出たら、「原発の危機が収束すれば、また使う予定なので、汚く荒らされるのは避けたい」 と東電が拒否したと『週刊文春』に載っていましたが、原発が収まっても、ここまで被害が大きくなった以上は、この施設をすぐに利用する人なんて出てくるわけないのですから、国民のために国難にあたる作業員のために、Jヴィレッジの社長は佐藤福島県知事なのですから、福島県と東電が、さっさと引き取って全施設を開放するべきではないでしょうか。 政府もそうだけど東電も対応が、過酷な状況に置かれている人に対しての気配りや思いやりの精神が欠けていて、憤りを感じます。関連リンク東電社員の優遇された生活《あなた達とは違うんです》(NAVERまとめ)◆チーム・アミューズ!!のチャリティ曲、配信初日にレコチョクランキング1位(朝日新聞 4月21日)チーム・アミューズ!!のチャリティ曲、要望に応えCD化決定(ナタリー 4月18日)音源だけ聴いたときは正直なところ微妙と感じていたのですが、テレビで放送されたPVのPerfumeと原さんのコラボ映像を観て、売り上げの全てが被災者の支援にもなるから購入決定。それにしても、アミューズには有名どころが多いのに、桑田さんや福山さんと並んで最前列なんて凄いよね。