海兵隊の「抑止力」は後付け 鳩山氏、普天間の全容語る(共同通信 2月13日)鳩山由紀夫前首相は12日までに共同通信とのインタビューに応じ、首相在任中の課題だった米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設交渉の全容を初めて語った。 昨年5月に県外移設断念の理由として挙げた在沖縄海兵隊の「抑止力」について、鳩山氏は「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力は「後付け」の説明だったことを明らかにした。 また、米軍の一体運用さえ確保できれば県外移設は十分可能性があるとの認識を示すとともに、交渉過程で実務を担う外務、防衛両省の官僚が県内移設に固執し、その“抵抗”に苦悩していたことも明かした。 前首相が抑止力は後付けの理屈としたことで、あらためて、日米共同声明で合意した沖縄県名護市の辺野古崎地区への移設の是非をめぐり論議を呼びそうだ。 鳩山氏は2009年総選挙の際に移設先を「最低でも県外」と発言したことついて「大いなる期待感をもって申し上げた」と述べ、具体的な見通しがなく戦略性が欠如していたことを認めた。県外移設が実現せず「沖縄の皆さんに申し訳なかった」と謝罪した。まだ、何も解決していない状況で、こんな話を暴露するなんて、小沢を虐める菅政権への嫌がらせなのかもしれませんが、菅政権どころか民主党全体の足を引っ張るだけだし、さらに沖縄県民を怒らせて、まとまる話もまとまらず、余計にこじれるだけだし、日米関係にも亀裂を与えかねないということを理解してないんでしょうね。あ、理解できていたら言いませんよね・・・。今にして思えば、腹案発言も「嘘も方便」の方便だったと思われ、他にも、秘書の罪は政治家の罪、自分の秘書が犯罪を犯したら辞める発言や、総理辞任で引退する宣言の撤回、 元総理が影響力を行使しすぎてはいけないと言いつつ、世界を飛び回り不要な約束を取り付けたり、ロシアを刺激し北方領土問題を悪化させたりと、影響力を行使しまくり。鳩山の言うことは何一つ信用できず、国会答弁でも思いつきや方便だけで、本音で語ったことなんて皆無でしょうから、これまでの発言も今後の発言も、すべてが基本的に方便だと思っていて良いかもしれません。 “抑止力は方便“鳩山氏に不信再び 県内関係者「地元で声聞いて」(琉球新報 2月13日)(一部抜粋)民主党は何かあったら官僚や旧自民党政権のせいにして、恥ずかしいという認識がない」と批判した。民主党を理解する上で的確な表現です。