「どうぞ4人でやりなさい」鳩山前首相が不満(読売新聞 1月17日)民主党の鳩山前首相が菅首相に対する不満を募らせている。16日夜(日本時間16日深夜)には、訪問先のインド・ニューデリーで同行記者団と懇談し、今回の内閣改造人事が首相、枝野官房長官、岡田幹事長、仙谷由人次期代表代行の「4人組主導」と指摘されていることについて、「(首相は)挙党態勢を望むと言いながら、自分の仲間だけで決めてしまう。『どうぞ4人でやりなさい』という気持ちだ」と言い捨てた。 特に、枝野氏起用については「(昨年の)参院選で幹事長として負けた責任は大きい。半年で責任を忘れていいのか」と批判。報道各社の世論調査で内閣支持率がやや上向いたことも、「『最強の体制』と首相が胸を張るほど、国民は期待していない」と断じた。 ↓選挙直前に交代した幹事長に参院選惨敗の責任を押しつけていますが、選挙まで、わずか1ヵ月ばかりしかなかったのですから、参院選で負けた原因が枝野氏だけにあるわけではないでしょう。敗因の原因は、菅首相の選挙戦になってからの突然の消費税アップ発言と、もっとも原因が大きく責任があるとすれば、民主党の信頼や期待を極限まで破壊させておきながら、どれも解決するのが面倒臭くなって、聞く耳持たない国民が悪いと開き直り職務放棄した鳩山自身ではないでしょうか。「責任を感じていないのか」と言われている菅首相や枝野幹事長とて、「お前にだけは言われたくねーよ」と思っていることでしょう。鳩山にしても小沢にしても、今の民主党の支持下落に関して、自分達も責任があると微塵も感じていないところは、スゴイというかなんというか。それにしても、9月の代表選直後、「挙党一致」を連呼していたのに、今じゃ、自民の派閥争いより醜い有様になっています。◆普天間「ちっぽけな問題」=民主・石井氏(時事通信 1月17日)民主党の石井一副代表は17日夜のBS11の番組で、「昨年は後ろ向きな話ばかりだった。尖閣(諸島沖)で漁船がぶつかったとか、やれ政治とカネだとか、やれ(米軍)普天間(飛行場移設問題)だとか。そんなことは、どちらかと言うとちっぽけなことだ」と述べた。 菅直人首相が意欲を示す税制と社会保障制度の一体改革の重要性を強調する中で出た発言だが、沖縄県民をはじめとして世論の反発を招きそうだ。 また、石井氏は春の統一地方選について「ここで(議席を)倍増したいぐらいに思うが、その夢は今度は果たせないだろう。現状維持をどうするかと、それなりの戦いをしていかなければならない」と述べ、厳しい見方を示した。石井氏は党選対委員長就任が内定している。尖閣諸島の漁船体当たりや普天間基地は「国防」に直結する外交問題ですが、これがちっぽけな事なら何が大事なんでしょうか。 そんなちっぽけな事でさえ、どれ一つ満足に解決できなかったのですから、民主党議員は無能揃いだということではないでしょうか。>石井氏は党選対委員長就任が内定している。民主党を支持しないとどうなるか分っているのか!と、長崎知事選のときのように各地で脅しまくるのでしょう。