一昨日の共同会見と昨日の記者クラブでの会見で、小沢の政策を聞きましたが、言ってることは一年前に鳩山が言ってたこととほぼ同じ。 財源が不足して、鳩山政権でのマニフェストは立ち行かなくなったから、現実的に修正しようとする菅首相に対して、何も分かってないとか言ってますが、分かってないのはどっちなんだって話です。【民主党代表選】「僕には夢がある」 小沢氏のキャッチフレーズ(産経新聞 9月2日)民主党代表選に立候補した小沢一郎前幹事長のキャッチフレーズが2日、「僕には夢がある。国民の生活が第一。」に決まった。これを記載したチラシを10万枚作成し、3日以降、希望する党員・サポーターに配布する。一方、菅直人首相のキャッチフレーズは「元気な日本の復活を目指して」に決まった。---------------------------------------------------------------------こんなチラシなら欲しいけどね。「僕には夢がある。」がキャッチフレーズの小沢にピッタリの替え歌僕には夢があ〜る 疑惑もある そして〜持病もある〜 らららら〜らららら〜♪元ネタ◆【民主党代表選】起訴議決なら「堂々と受け、潔白を主張する」と小沢氏(産経新聞 9月3日)【民主党代表選】小沢氏が「素人の人が…」と検察審査会に疑問(産経新聞 9月3日)民主党の小沢一郎前幹事長は3日午前の民放番組で、自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件を扱っている検察審査会について、「一般の素人の人が、それをいいとか悪いとかいう今の仕組みが果たしていいのかどうかという議論は出てくる」と述べ、制度見直しもあり得るとの考えを示した。 小沢氏は、検察審査会が強制起訴を議決すれば、「堂々と受けて自分の潔白を主張したい」と強調。さらに、「強制力を持った捜査当局が捜査して何もなかった」と無実を主張した。 小沢氏の資金管理団体を舞台にした事件は、東京第5検察審査会が4月、「起訴相当」と議決。10月にも2度目の議決をする可能性があり、再び起訴すべきだと議決すれば、通常は強制起訴される。---------------------------------------------------------------------記事になっているのは今日の『スーパーモーニング』生出演での発言です。まあ、この番組は、徹底的に小沢擁護の番組なのですが、私が呆れたのは、小沢に一回目の起訴相当という議決が出た次の日(4月28日)、強制起訴例のJR福知山線脱線事故や明石歩道橋事故のことを紹介し、これら事故の件での検察審査会の結果は国民感情の表れ当然の結果と評価し、小沢の件に関しては、メディアの情報に流された国民感情と全否定するという、メディアの電波に乗って国民感情を煽るような情報を発信する当事者たちが、1つのテーマの中で見事なダブルスタンダードを見せていたことです。今日も今日とて、鳥越氏・大谷氏・三反園氏は小沢大好きなので、アイドルを目の前にキャキャウフフするファンのように目を輝かせて浮かれまくりで、ヨイショばかりで見ていて滑稽でしたよ。大谷氏の「無実の罪の人を陥れるような検察審査会をどうにかするお考えは?」の質問に対して、検察審査会のあり方について持論を展開していましたが、第三者が発言するならまだしも、審査中の当事者が言うと、ただの愚痴にしか聞こえません。しかも、政治家の言葉なのですから意味合いが違ってきます。仮に「素人が判断をするのはどうかと思う」という趣旨の発言を、検察審査会によって強制起訴されたJR西の歴代社長や明石歩道橋事故の元副署長がすれば、鳥越氏や大谷氏は、どのような反応をするのでしょうか。きっと、「反省が足りない」などと言って徹底的に批判することでしょう。そもそも検察審査会制度は国民から見ておかしいと思われる場合に裁判に持ち込める様にしたもので、裁判員制度と一緒で、一般国民の声を司法に取り入れるという趣旨なのですから、 素人がいいとか悪いとかいう仕組みなのは当然ではないでしょうか。だいたい、検察審査会を素人の集まりと言いますが、その素人たる一般国民にきっちり納得いくような説明を小沢が事件後にでも繰り返ししていれば、4月の審査員11人全員一致の起訴相当なんていう結果は出てなかったかもしれません。それを説明しても内容が二転三転するようにコロコロ変わっていたり、肝心な部分に関してはノーコメントになり、4月以降は国会での説明から逃げまくっている小沢が言っても、説得力も何もありません。