政界はゴキブリだらけ?=田中真紀子氏に出馬あいさつ−小沢氏(時事通信 9月3日)民主党の小沢一郎前幹事長は3日、代表選立候補のあいさつのため田中真紀子元外相の衆院議員会館事務所を訪れた。 記者団が見守る中、田中氏は「小沢一郎大先生のお人柄を一般の人たちが知りたいと思う」と切り出すと、小沢氏に「この時期うちにも出没するネズミとゴキブリ。どちらが嫌いですか」と質問。小沢氏が「どちらも気にならない」と答えると、田中氏は「政界にはそういうのいっぱいいらっしゃいますからね」と返し、2人は大笑いした。 田中氏の父親の田中角栄元首相は、小沢氏の「政治の師」。田中氏は「(代表選勝利に向け)総力を挙げて頑張っている」と、改めて支援を約束した。--------------------------------------------------------------------->田中氏は「政界にはそういうのいっぱいいらっしゃいますからね」と返し、>2人は大笑いした。自分たちにその自覚がないようで。この様子をテレビで観ましたが、他にも田中真紀子は「寝る時はパジャマか浴衣か全裸か」という質問をしていたりしました。(小沢の寝る時は浴衣だそうです。どうでもいい豆知識ですが。)どうやら、取材クールも居るので、小沢の好感度アップを狙った質問だったようですが、こんな、それを知って誰が得するんだ?という質問で、好感度が上がるわけありません。小沢氏とカネ―仮に訴追を受けたなら…(朝日新聞社説 9月4日)民主党の小沢一郎前幹事長が、自らの資金管理団体の土地取引事件で、検察審査会の議決により「強制起訴」となれば、訴追に応じると明言した。 それ自体は、きわめて当然な判断である。 憲法の規定で国務大臣の訴追には首相の同意が必要だ。小沢氏はきのうのテレビ出演で、首相になっても自らの訴追に同意し、裁判を「堂々と受け、潔白を主張したい」と語った。 小沢氏の党代表選立候補には、「訴追逃れ」との見方がつきまとってきた。選挙戦序盤のうちに、そうした批判を払拭(ふっしょく)しておきたかったのだろう。 しかしながら、大きな問題はむしろそこから先に横たわっている。 仮定の話になるが、「小沢首相」が起訴されたとき、私たちは何とも異様な光景を目にすることになる。 刑事事件の被告は、一審の公判には必ず出席しなければならない。 判決の確定までは「推定無罪」の原則が働くとはいえ、私たち日本国民は裁判が終わるまで「被告席に立つ首相」をいただき続けることになる。 そのような首相が諸外国とどうやって首脳外交を展開するのか。公判中に危機管理や安全保障に絡む緊急事態が発生した場合、どう対応するのか。 裁判闘争をしながら、最高指導者の重責も果たす。そんなことが現実に可能だろうか。(以下省略)---------------------------------------------------------------------珍しく朝日の社説に全面同意です。憲法75条には「国務大臣はその在任中、内閣総理大臣の同意がなければ訴追されない」と規定されていますが、首相自身が同意すれば起訴されることになります。小沢は「逃げない、裁判に出る」と言っているので、強制起訴になれば、自身で同意するはずです。裁判中は「推定無罪」だとはいえ、刑事被告人となっている人物が総理大臣をやっている姿は、国内はおろか海外から見ても奇異に感じられるわけで、内政・外交に悪影響を及ぼしそうです。◆小沢氏、好感度アップ作戦!菅原文太さんと対談、テレビ出演…(スポーツ報知 9月4日)鳩山由紀夫前首相(63)からは「テレビで生の小沢先生がお出になられて、好感度、上がってますよ」。これには「いやいや、嫌われてますから。ガッハッハ」。まるでリアルジャイアンとスネ夫だな。麻生政権が誕生した時、リーマンショックが訪れ日本も景気が悪化、解散選挙を求める野党やマスメディアの声を跳ね除け、選挙より景気対策を優先させていましたが、民主党はというと、円高株安で日本だけが景気後退していても、国民の生活第一の景気対策より、自分たちの利権や生活が第一、国民は二の次と選挙を優先させています。また、鳩山政権下でのマニフェストに掲げていたガソリンの暫定税率廃止をを真っ先に反古にし、ほかの項目にもあれこれ注文をつけたりしていたのは小沢なのに、 それが、なぜ「マニフェストを実行するのは小沢さんしかいない」となっているのかも不思議で仕方がありません。そして、菅首相は事あるごとに「1に雇用 2に雇用 3に雇用 雇用から経済再生、財政再建、社会保障の充実につながる改革を行う」雇用こそが今の経済の低迷を打破すると主張していますが、まず経済再生で景気が回復しないと新たな雇用は生まれません。ハッキリ言って順序が逆だと思うのですが。