民主代表選、小沢氏が出馬を検討(読売新聞 8月19日)民主党の小沢一郎前幹事長は18日、9月の党代表選について、小沢グループ以外からの幅広い支持が得られることを条件に出馬を検討する考えを周辺に伝えた。 菅首相はすでに出馬の意向を明らかにしており、小沢氏は党内の動向を慎重に見極め、来週にも最終判断する見通しだ。 出馬の条件として、小沢氏は具体的に、党内最大の約150人を擁する小沢グループを固めたうえで、「(鳩山前首相グループや)旧民社党系や旧社会党系の支持が得られるなら考えてもいい」と周辺に説明した。小沢・鳩山軍120人“反菅”決起! 分裂含みの死闘へ(ZAKZAK 8月19日)民主党の鳩山由紀夫前首相(63)グループが19日午後、長野県軽井沢町で恒例の夏季研修会を開催した。9・14代表選をにらみ、前半戦の講演会には、小沢一郎前幹事長(68)に近い議員を含む約120人が参加し、まさに、反菅陣営による決起集会といった様相となった。一方、「影の宰相」仙谷由人官房長官(64)らの後押しを受ける菅直人首相(63)は、「小鳩連合」と徹底抗戦する構えで、民主党は分裂含みの死闘に突入した。小沢氏「お互いに力を合わせ」…鳩山研修会で(読売新聞 8月19日)9月の民主党代表選への出馬を検討している小沢一郎前幹事長は19日夕、長野県軽井沢町で開かれた鳩山前首相グループの研修会に出席した。 小沢氏はあいさつで、「お互いに力を合わせ、一生懸命頑張って、国民の期待に応えるようやろう」と述べた。菅首相の“新人囲い込み”に小沢氏不快感(日刊スポーツ 8月19日)---------------------------------------------------------------------ある新聞社の記者から、ちょっこし聞いたのですが、現在、小沢を守っているSPの人数って、総理大臣よりも多いのだそうです。昨年の12月、小沢が天皇陛下の会見予約は1ヵ月前までにするルールを無視し、中国の習副主席との特例会見を強引に行なわせたときは、右翼の抗議が怖くなり、最大で47人もSPとほかに自宅周辺に大量の機動隊員を雇っていたそうで、天皇陛下よりも多かったということです。当然、SPへの給与は国民の税金ですが、事業仕分けで削ったお金で、日本にとって、とりわけ必要でもない小沢の命を守ってるなんてアホくさいですね。そんな小心者で、自身の金の問題で証人喚問すら逃げ回っているような奴に、予算委員会や党首討論のある総理大臣が務まるのでしょうか。もしくは、小沢が代表選は制するが、総理就任は別の人という離れ業が見られるかもしれません。それにしても、民主党内は、どいつもこいつも頭の中が9月の代表選のことでいっぱいですね。ねじれ国会どころか、民主党内でねじれちゃってますし。6月まで総理と幹事長という党内ツートップで、政治とカネで犯罪を犯し、ほかの問題も含めて支持率を低迷させるほど嫌われて、その責任をとって辞めた2人が、わずか2ヶ月あまりで復活し我が物顔で党内抗争を開始。しかも、党所属の議員だって、一時期は反小鳩になったり、しばらくは静かにしておくべきなんて言って、脱小沢でクリーンな政治を復活させるという動きを見せていたくせに、鳩山は莫大な金がある、小沢は票を集めるのが上手いからという理由で、参議院選挙が終われば、「そうでしたっけ?フフフ」とばかりに、手のひらを返して、全然クリーンじゃない鳩山と小沢をマンセー。クリーンな政治を、と言いながら、一番クリーンからほど遠い人間を代表選に出馬をさせようと画策しているのですから、鳩山の勉強会に集まったこいつら全員、空気が読めてませんし国民を心底バカにして舐めきっています。さらに、このような党内での争いが自民党政権時代なら、昨年、支持率低迷で選挙に勝てないという理由で、麻生元首相を引きずり降ろそうと、反麻生派が誕生し自民党内で内部分裂の状態になっていたとき、「国民生活を尻目に権力闘争に明け暮れるな!」なんて論調で批判していたのに、コイツらは国会もロクにやらないで、国民の生活第一どころか二の次にして政局優先の代表選に東奔西走しているのに、ぜんぜん批判されないことにも違和感を覚えます。