民主後藤議員、失職へ=出納責任者の上告棄却―公選法違反連座制で・最高裁(時事通信 7月31日)昨夏の衆院選で熊本3区から出馬し、比例で復活当選した民主党の後藤英友衆院議員の出納責任者で、公選法違反(日当買収)罪に問われた会社員井上広世被告(43)について、最高裁第1小法廷(宮川光治裁判長)は29日付で、被告側の上告を棄却する決定をした。懲役1年6月、執行猶予5年の判決が確定する。これにより、後藤議員は失職する見通しとなった。民主後藤議員「異議申し立てる」=出納責任者の有罪確定で会見―熊本(時事通信 7月31日)後藤議員は会見で「買収にもいろいろあり、今回の件は連座制を適用して議員を失職させるほどの悪質性はないのではないか」と主張。弁護士と相談の上、臨時国会閉幕後にも行政訴訟を起こすとした。---------------------------------------------------------------------悪質性がないって自分が判断することじゃないと思うのですが、後藤氏にすれば、最も悪質なことをしている小沢、鳩山氏が責任を取らないのだから、それに比べたら自分のところの犯罪は、直接自分がやったわけではないし大したことがないという感覚なのかもしれません。まったく、民主党の議員は上から下まで、国民の審判も、法の審判も、法律さえも、すべて無視して居座ろうとする奴ばっかりですね。知らなかったから問題ないと開き直ったり、他人に罪をなすりつけたりして、法律を平気で無視し守らない連中が、法律を作ろうとしているのですからブラックユーモアそのものですよ。過去、自民党だって、いろいろありましたが、不正を犯した議員、問題発言をしてしまった議員は、必ず責任をとって辞任や辞職していたのですから、自民党の方が自浄能力はありましたし、国民の目も常に意識して動いていたと、民主党政権になってから、つくづく感じます。まあ、民主党の場合は、マスメディアがほとんど報道しないからというのもありますが、同じ犯罪でも一方は徹底的に批判追及をし、もう一方は、最初に少し報道するだけで大した追及もされず、有耶無耶のままフェードアウトさせる。このようなメディアの甘やかしも政治を腐らせる原因の一つではないでしょうか。