菅首相、国会召集日に異例の記者会見(読売新聞 7月30日)言い訳と自画自賛だけでホント何も中身がない会見でした。 菅首相、ねじれ国会「合意できる部分は必ず生まれてくる」(日経新聞 7月30日)菅直人首相は30日午後の記者会見で、参議院で与党が過半数を割り込んだねじれ国会について「ていねいな国会での審議、議論が大前提」と述べた。そのうえで「野党がすべて反対すれば法案は通らないが、野党も国民の皆さんのことを考えて行動する。合意できる部分は必ず生まれてくる」と語り、野党側に協力を求めた。--------------------------------------------------------------------->野党がすべて反対すれば法案は通らないが、野党も国民の皆さんのことを考えて行動する。なるほど、野党時代の民主党は国民のことなんか考えていなかったんですね。◆失跡前に女性「死んでるかも」 全裸2児遺体、虐待通報で市が訪問 (1/2ページ)(産経新聞 7月30日)「ここ1カ月は夜泣きが聞こえなかった。もしかしたらとは思っていたが…」。同じ階に住むアルバイトの男性(27)は、こう言って肩を落とした。 現場の部屋は「ごみ屋敷同然」といい、ベランダには大量のごみが積み上げられていた。ひどい異臭で、窓も開けられない状態だったという。 また、悲鳴に近い子供の泣き声が、昼夜を問わず廊下に響いていた。2軒隣に住む女性(27)は「尋常じゃなく眠れないくらいだったが、6月ごろからやんでいた。もしかしたら虐待かな、と管理会社に連絡した」と打ち明け、「本当にショックです。どうにかしてあげたかった」。 大阪市の児童虐待ホットラインには今年3月以降、この部屋から「子供の泣き声がする」という通報が相次いで寄せられていた。こども相談センターの職員らが5月中旬までに計5回家庭訪問したが、インターホンに応答はなく、声も聞こえなかったため、連絡するようメモを残して立ち去っていた。センター担当者は「できる対応はした。結果は残念で、重く受け止めている」とコメントした。 5月中旬には、マンション住民から虐待を疑う110番通報が寄せられていたが、現場に向かった西署員も異常を確認できなかった。---------------------------------------------------------------------アメリカや欧州の先進国のように、親が責任を果たしていないと判断したら公的機関が、力づくで引き離して(親権を剥奪し)養護施設に預けるか、虐待の場合は凶悪犯罪と同じ扱いで文字通り警察官が踏み込むようにしないと、こういった不幸は後を絶ちません。日本でも、このような不幸を未然に防ぐため、2004年の春に児童虐待防止法の改正案が国会で可決された時、警察官の強制立ち入り権も含まれるはずだったのですが、警察官の権限が拡大しすぎることと憲法に定める令状主義に反すると、当時、野党だった民主党の大反対によって見送られました。子供の安全や命・人権にかかわる重要な問題なので、くだらない理由をつけて反対するべきものでもないのですが、反対され今に至っています。虐待されている子供や近所からSOSが発信されても、警察や児童相談所が積極的に対応できないでいるために、亡くなってしまった子供たち。このような事件が起こるたび、マスメディアはステレオタイプで警察や役所を非難すると思いますが、警察や児童相談所に強力な権限を与えようとしない民主党の姿勢こそ非難されるべきではないでしょうか。