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2010年07月01日(木) 仙と民主の菅隠し

首相、W杯だけコメント…野党「討論に応じよ」(読売新聞 6月30日)

自民、公明、共産、みんなの党の野党4党の国会対策委員長は30日、
菅首相が各党党首とのテレビの討論番組への出席を拒んでいるとして、
民主党に党首討論に応じるよう求める申し入れ書を送付した。

 政府・民主党では、テレビ各社が計画している主要9党の党首による
討論番組への首相の出席について、「(他党から番組で)
1対8で批判を受ける」(仙谷官房長官)と消極的な意見が出ている。
首相周辺には、「討論番組をとりやめ、首相の単独出演ができないか」
と一部テレビ局に打診する動きも出ている。

 一方、首相は30日午前、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で
敗退した日本代表について「残念だったけど、本当によく頑張った」と語り、健闘をたたえた。
首相公邸前で記者団が質問したのに対し、最初は無視して公用車に乗り込み発進したが、
車を止めて車中から、一言だけ答えた。

 首相が朝の取材に応じたのは8日の就任以降初めてだが、今後も応じる考えはないようだ。
無用な失言を防ぐためとみられるが、報道陣からは
「国民の関心の高いW杯についてだけコメントするのはずるい」との声が出ている。


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民主党には、テレビの向こうにいる国民に政策を訴えかける、

討論でさまざまな疑問に答え国民の理解や支持を得るという概念はないのでしょうか。

菅氏が首相に就任した頃には、

討論好きとか討論に強いなどといった感じに政界きっての論客と紹介されていましたが、

ぶら下がり会見も取りやめ、テレビでの討論も出てこないで、

質問が来るものからは逃げまくりです。

これのどこが討論好きで論客なのでしょうか。

そもそも、党首討論をせずにさっさと国会を閉幕したのも、

討論ならいくらでもテレビでできると自ら言っていたぐらいですが、

討論で何か言えばメッキが剥げるから、

ボロを出さないように逃げている菅首相は

昨年の衆院選の前にテレビで討論に応じていた鳩山前首相以下です。


消費増税 低所得者へ還付検討 首相、200万〜400万ばらつき(産経新聞 7月1日)

菅直人首相は30日、青森市で演説し、消費税を増税した際の低所得者対策として
「年収200万円とか300万円の人に還付する制度や食料品などの
税率を下げることを相談したい」と述べ、
還付制度や、生活必需品の税率軽減を検討していることを明らかにした。

 この後、秋田市で「年収が300万円とか350万円以下の人には
消費税(増税)分全額を還付するやり方もある」と発言。
山形市では「年収300万〜400万円以下の人にかかる税金分は
全額還付する方式を話し合う」と述べ、対象年収を徐々に引き上げた。

 これまで首相は「消費税の逆進性を改めるため、
複数税率や税の還付を議論したい」(6月21日記者会見)と表明してきたが、
対象となる年収水準を例示したのは初めて。

 首相は「民主党の力だけでは十分でない。
与野党を超えて議論しようとあえて参院選前に明らかにした」と述べ、
超党派協議に向けての問題提起だと強調。いずれの発言も増税批判をかわす狙いがあるようだが、
複数の水準提示は試算根拠のあいまいさを露呈した。
仮に年収350万円以下に還付すれば、世帯別で約4割が対象となるだけに、
かえって有権者の混乱を招く恐れもある。


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消費税還付の基準も、年収250万だの350万だの400万だの

日に日に額が変わっていて、ホントいい加減。

いい加減は民主党のお家芸で、

こんないい加減だからこそテレビでの討論に応じられないのでしょうが、

返すぐらいなら最初から取らなきゃいいだけではないでしょうか。

お金が返ってくると言ったほうが、

一旦払ったお金が手元に戻ってくるというイメージ的にお得な感じがするので、

還付金で有権者を釣ろうとしているのでしょう。まさに還付金詐欺です。

民主党が街頭演説で宣言したことがまったく信用ならないことは、

衆院選での鳩山前首相が証明済みなわけで、

どうせ選挙が終わってしばらくすれば、

「収入を確認する事務手続きが」とか

「資産は一杯持ってるのに無収入な人は」とかで、

結局は無理でしたってことになるのではないでしょうか。



オマケ:絶対に笑えると話題の動画。

聞いていたらトーイがメッチャ吠えだしました。










名塚元哉 |←ホームページ