<外に向かって言うのはルール違反。組織の規律を守れません 小沢氏、生方氏の解任を撤回 「もう一度補佐してほしい」(産経新聞 3月23日)民主党の小沢一郎幹事長は23日午後、国会内で副幹事長解任が決まっていた生方幸夫衆院議員と会談し、「続けてくれないか。もう一度補佐してほしい」と述べ、続投を求めた。生方氏はこれに応じた。小沢氏「生方君もみんなと仲良く、職務に全力を」(読売新聞 3月23日)民主党の小沢幹事長は23日夕の記者会見で、生方幸夫衆院議員が執行部を批判したことについて「ひとさまのことを論評しない。自分の職責を一生懸命やると信じている」と述べた。 副幹事長解任を撤回したことについては「参院選も控え、党の団結と協力が大事なときでもあるから、ぜひ、生方君もみんなと仲良く本来の副幹事長の職務に全力を挙げてくれと言った」と説明した。【鳩山ぶら下がり】生方氏留任「幹事長が判断した。良かった」(産経新聞 3月23日)---------------------------------------------------------------------きっと生方氏の解任は当然と国民からも支持されると思っていたんでしょうねぇ。これも国民との感覚の乖離ゆえに起きた騒動です。国民の批判に驚いて今さら火消ししようとしても、この話が出た時点で民主党の異常な体質として悪い印象が残ることですし、さらに解任させようとしたことも撤回を決めたのも、鳩山首相の意向無視で小沢主導だったのが明白になっただけです。これで、生方氏が「断る!」と言ったら、さらに支持されただろけど、あっさりと続投に応じてる時点で、生方氏の言っていることは正論と応援していた人も、気持ちが冷めてしまったのではないでしょうか。これから国民は、生方氏が小沢批判を今後も言えるかどうかを注目しています。小沢批判の矛を収めるようでは、小沢に屈服したという証拠です。ところで、「議員辞職しろ人間失格!」と言っていた参議院幹部(たぶん輿石氏)とか、「解任は当然!執行部の判断は正しい!」と力説していた民主党の議員とかTVコメンテーターとかジャーナリストは、解任撤回にどんなコメントするのでしょうか。恥ずかしげもなく「小沢の優しさ」とか「懐の広さ」を強調するのでしょうか。