小林議員、辞職・離党を否定=「職責を全う」(時事通信 3月22日)3月15日までに辞職すれば、4月に補選が行われ、その補選で民主党推薦が負けてしまうと参院選への影響が強くなるので、16日以降に辞職させ「民主党は自浄能力がありますよ」というパフォーマンスに利用されるだろうと誰しもが考えていたら、それよりも印象の悪くなる対応を選びやがったよ。さすが倫理観のない民主党と言わざるを得ない(笑)まあ、小林議員が辞職すれば、「小林議員は辞職させられるのに、 秘書が三人も逮捕された幹事長の小沢は何で辞職しないの? 自身が逮捕された石川議員は辞職しないの? 巨額脱税した鳩山首相は辞職しないの?」と言われるのが目に見えてるから民主党として、この選択肢しかないのかもしれないけどね。◆首相が現行計画の変更に期待 普天間、米側は幅広い考え(西日本新聞 3月21日)鳩山由紀夫首相は21日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、米政府がキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に県内移設する現行計画の履行を求めていることに関し「米側は頑固に現行案がベストだと思っていると思うが、それだけにはとらわれない幅広い考え方を持ち合わせていると思う」と述べた。都内で記者団の質問に答えた。 現行計画の変更容認に強い期待感を示した発言だ。しかし米側が地元同意のない案を提示されても交渉に応じない姿勢を伝えたことで、首相は5月までの決着に向け厳しい判断を迫られそうだ。 首相は記者団に「米側がどういう対応をするのかは承知していない。これからわれわれの考え方をまとめ、米国に理解を得られるように努力する。すべてはこれから理解を求める作業で、まだスタートもしていない状況だ」と強調した。 政府案の取りまとめを目指し、首相は23日に平野博文官房長官、岡田克也外相、北沢俊美防衛相ら関係閣僚と協議する予定。地元不同意なら交渉せず 米政府、普天間移設で日本に伝達(共同通信 3月21日)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、米政府が「地元同意がない移設先の代案が出ても交渉できない」との考えを日本側に伝えていることが21日、分かった。日米関係筋が明らかにした。 鳩山政権が最終提案として調整する複数の案はいずれも沖縄県側が反対姿勢を示しており、米側には同飛行場の継続使用で対応するしかないとの見方が広がっている。 28日にも訪米する岡田克也外相がクリントン国務長官やゲーツ国防長官との会談で移設先を正式に提案した場合、米側は地元同意の重要性を伝え、交渉入りを拒む見通し。普天間飛行場の現状維持が続けば、在沖縄海兵隊8千人のグアム移転も棚上げされる可能性が濃厚で、「5月決着」を目指す鳩山政権は苦しい立場に追い込まれそうだ。 米政府は2006年に日米合意したキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への現行計画が「最善の道」と一貫して主張。一方で、首相が5月決着を決めた昨年12月以降、代案に関する条件を、(1)受け入れる地元側の同意(2)連立政権内の合意(3)海兵隊の一体運用の確保―とする対処方針を決めた。特に地元同意を交渉入りの条件として重視している。--------------------------------------------------------------------->「米側がどういうたいおうをするのかは承知していない」 と言っているにもかかわらず、 >「幅広い考え方を持ち合わせていると思う」 鳩山首相の発言は自分にとって都合のいい願望ばかりです。去年の暮れに年内合意に至らず先延ばししてから3ヶ月弱。 期限まで約2ヶ月しか残ってないのに、まだスタートもしてない状況は、あれだけ選挙の時、県外・国外とスローガンのように言っていたのに、実はアメリカが拒否した場合にどう対応を変更するのかといったいくつかのパターンの代案も無しに発言していた証ではないでしょうか。鳩山首相や岡田外務大臣は、「県外・国外移転させるとマニフェストに書いてないので公約違反ではない」と言って開き直ってますが、沖縄県民に過度な期待抱かせて裏切りつつありますし、沖縄県民の失望のみならず日本全国の有権者に不信や不快感を抱かせ、さらには確実に日米関係は悪化して、安全保障にも民間企業にも打撃を与えるているのですから、マニフェストや公約違反かどうか以前の問題です。あれやこれやと引き伸ばして、自ずからで交渉を難航させるハードルを上げたこの半年の対応は、最も低いと書いて「最低」と言わざるをえません。