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2010年03月15日(月) 兄と一緒に脱税していた鳩山邦夫氏が離党


自民に離党届の鳩山邦夫氏、GW前に新党結成の意向(朝日新聞 3月15日)
鳩山邦夫氏、与謝野・舛添氏との連携に意欲(読売新聞 3月15日)
離党の鳩山邦夫氏「自分が政界再編の接着剤に」(読売新聞 3月15日)

鳩山氏は、「自民党の最大の失敗は政権を取られたこと」としたうえで、
現在の政権を「非常に社会主義的な色彩が強い」と批判。

 離党の理由について「ばらまきもそうだし、外国人の参政権や夫婦別姓、
教育の問題で、この国が滅びの道を入っていく最悪の事態にあり、
ああいう負け方をした自民党だけでは食い止める力はない。
内から外に向かって言うのはおかしいから、外に出て同志を募って
強力な野党を作りたい」と意気込みを込めて語った。


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昨年の郵政社長人事をめぐって麻生前首相と意見が対立し、

鳩山邦夫氏が反対していた西川氏の社長続投で総務大臣を辞任しましたが、

その時に、離党していたら多少なりとも支持があったと思うのですが、

今更、離党して新党結成を宣言しても、

兄と一緒に違法子供手当をもらっていた、要するに脱税していたこともありますし、

イメージ的には悪くなっているのではないでしょうか。


自民党としては、同じ脱税をしていた邦夫氏の離党で、

鳩山首相の脱税を追求しやすくなるところはプラスですが、

さらに与謝野氏と舛添氏も離党して新党結成を示唆しているので、

自民党の終焉というイメージが、

昨年の衆院選前、選挙での大敗後よりも強くなっています。

与謝野氏と舛添氏の離党示唆は、

谷垣総裁の支持率が上がらないことへの反発で、

麻生降ろしのゴタゴタの再演みたいなものですが、

有権者からすれば、

人気が落ちた後の内輪揉めを見せられるのが一番イヤなわけです。

衆院選前の内紛も自民党の支持率の下落に拍車をかけたわけですが、

学習能力がないのでしょうか。

離党する人にとってはゴタゴタでさらなる自民党の

支持率下落はどうでもいのかもしれませんし、

マスメディアにとっては、党内での対立や離党や新党結成は美味しいネタなので、

騒いでる議員をちやほやしていろいろと語らせたり、

離党するのか!?新党結成はあるの!?と煽る報道を続けますが、

自民党に残る議員にとっては迷惑なだけです。








名塚元哉 |←ホームページ