鳩山政権半年、経済政策は「タイタニック」(読売新聞 3月16日)「日本丸は決してタイタニックではない。新しいエンジンを付けて再出発している」。鳩山首相は12日の参院予算委員会で、自らの経済運営に自信を示した。 しかし、予算の無駄減らしで財源を確保し、子ども手当など家計を重視した予算で内需を拡大する――という政権発足時に描いた経済再生シナリオは破綻(はたん)寸前との見方は根強い。 2010年度予算案は歳出規模が過去最大の約92・3兆円。景気低迷による税収減で新規国債発行額(約44・3兆円)は戦後初めて税収(約37・4兆円)を上回る異常事態だ。予算組み替えで20兆円規模の財源確保を掲げたが、国民の注目を集めた「事業仕分け」は派手なパフォーマンスとは裏腹に実際の削減額は7000億円にも達しなかった。 15日発表された3月の月例経済報告は景気の基調判断を8か月ぶりに引き上げたものの、デフレ脱却にはほど遠い。一方で日本の財政悪化を懸念する意見は世界的に広がりつつある。1月下旬、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、日本の長期国債の格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に変更するなど市場は厳しい目を向けている。 ◆甘い認識◆ 半年間で浮き彫りになったのは鳩山内閣の経済運営に対する認識の甘さだ。「政権交代前は『政権をとれば何とでもなる』と言ってきたが、決してそんなことはなかった」。主要閣僚の一人が周辺に漏らすように、厳しい現実に直面した政権内では、マニフェスト(政権公約)一辺倒の姿勢を改めて政策方針の修正を模索する動きが出始めてはいる。--------------------------------------------------------------------数年前の民主党CMを思い出しました。「国民の暮らしは、嵐の真っ只中。」のナレーションで、小沢、鳩山、菅の三人が嵐の中で船を操縦して航海しているのですが、三人が船の舵や帆を維持する縄から手を離し、船の操縦を止めると嵐が止まり晴れるCMです。改めて見ると、このCMの設定はヘンですね。嵐の中で難破しそうな船を三人が操縦したら嵐が止まり晴れるのなら、国民の暮らしを不況などの嵐から守る回復させるというイメージが伝わると思うのですが、三人が操縦を止めると嵐が止み晴れ渡るのですから、国家の舵取りを任せちゃダメって言ってるようです。もしかしたら、今のグダグダな現状を予言してたCMだったのかもしれません(笑)◆強気の離党から一転、鳩山氏「単独行動で終わるかも」(朝日新聞 3月16日)新党結成を目指して自民党を離党した鳩山邦夫元総務相は16日朝、東京都内の自宅前で記者団に対し、「単独行動に終わるか、強力な野党に成長できるか、すべてはこれからだ」と語った。15日に離党届を出した直後は新党結成に必要な国会議員5人の確保について「間違いない」と強気だったが、この日は一転して「単独行動で終わってしまうかもしれない」と弱音を漏らした。 鳩山氏が連携を呼びかける与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相は当面鳩山氏の動きを静観する構えで、党内にも同調する動きは広がっていない。--------------------------------------------------------------------与謝野「俺は離党して新党作るよ」 舛添 「いや俺が作るよ」 邦夫 「じゃあ俺が作るよ」 舛添&与謝野「どうぞどうぞ」なんかダチョウ倶楽部のネタみたいですね。鳩山兄弟って莫大な資金に人が寄ってくるだけで、根本的な人望はないんじゃないかと思っちゃいます。ところで鳩山邦夫氏のAAが作りかえられてました。↑これから↓これに。確かに兄弟だけど顔が全然違いますからねぇ。思いつきで喋ったり、後のことを考えないで行動に移すところはそっくりだけど。