国副主席との特例会見、「元首相が要請」＝前原国交相が指摘前原誠司国土交通相は15日の記者会見で、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の会見が特例的に実現したことについて「元首相から話があったと聞いている」と指摘した上で、「元首相なので、自民党から要請が官邸に届いたのであって、われわれがルールを曲げたわけではないと聞いている」と述べた。 これに関連し、平野博文官房長官は記者会見で「コメントは差し控えたい」と語った。 (時事通信 12月15日）-------------------------------(引用終了)---------------------------前原大臣が言っている自民党元総理とは、中曽根氏のことでしょう。宮内庁、外務省…広がる懸念 「亡国」批判も 天皇特例会見問題 (2/2ページ)ところが、駐日大使館を中心とする中国側の巻き返しが始まる。政府・民主党だけでなく、野党・自民党の中曽根康弘元首相ら中国とパイプの太い政治家らにも「なりふり構わず」（外交筋）働きかけた。 「日本が一度断れば、中国が必死に動いてくることは分かっていたことだ。なのに、鳩山政権は中国側の動きに動揺してしまった」 別の外交筋はこう解説する。中曽根氏ら自民党の政治家は「われわれが『ルール破りはダメです』と説明したら理解してくれたが、民主党側は、まるで中国の走狗（そうく）となった」という。（産経新聞 2009年12月15日）-------------------------------(引用終了)----------------------------前原大臣の言っている自民党の元首相である中曽根氏らからの要請あったことが事実だとするならば、そして、産経の記事にあるとおりだとすれば、中国は、自民党のパイプ役の中曽根氏や親中派をまだ利用できるかどうかを判断するために、中曽根氏らに会見を要請させてみるも一か月ルールを守って断られたので、民主党政権に会見要請をシフトしたということなのかもしれません。しかも民主党はアジア重視ですから、中国側からの直々の要請に嬉しくなってしまい会見を何としても実現させろと憲法無視ルールも無視する暴走をしてしまったのが本当のところではないかと。また、自民党側からの要望により実現し、民主党は会見実現の力添えにはならなかったというのであれば、ルール無視のごり押し会見要請が明るみなった段階から、批判の矛先をかわしたい責任逃れの為に、小沢ジャイアン幹事長も鳩山こども総理も平野官房長官も「自民党の要望により」と公言していたのではないでしょうか。最近の民主党は、何かあるたびに、俺たちが苦労しているのは自民党の責任だと押し付けているばかりなのですから。あと、民主党は自民党を批判していながら、裏では自民党の言いなりということになりますよね。それから、自民党の要請が事実だったとして、政治利用に当たらないと民主党を擁護していたマスメディアが手のひらを返して、陛下の政治利用と自民党を叩きだしたら笑えるのですが。
