首相、赤字国債増を容認 過去最大90兆円台半ば鳩山由紀夫首相は14日夕、2010年度予算での赤字国債発行について、景気低迷による税収減の穴埋めを目的とした増発はやむを得ないとの認識を初めて表明した。10年度予算編成の概算要求では、予算規模を示す一般会計総額が要求段階で過去最大の90兆円台半ばに膨らむ見通し。首相は、一層の要求削減に取り組むよう藤井裕久財務相を通じ各閣僚に指示した。 首相は赤字国債について「本来発行すべきではないが、税収の落ち込みを勘案しながら考える必要がある」と記者団に明言。衆院選前の8月には、09年度に44兆円超を予定している国債新規発行額に関し「(今後は)増やしたら国家が持たない」と抑制方針を示しており、財政規律が後退する恐れが強まった。 10年度予算の要求額が大きくなるのは、地方や景気への配慮から各省庁の要求額が拡大しているためだ。閣内からも大型の追加景気対策を求める声が出ている。これに関し政府高官は同日夜、年末の予算編成時には90兆円以下への抑制を目指す意向を示した。年明けの通常国会への提出を予定している09年度第2次補正予算と合わせた「15カ月予算」の規模は大きく膨らむ可能性がある。(共同通信 2009/10/14 23:09 )鳩山・民主代表:新規国債発行額を抑制 「国家がもたない」民主党の鳩山由紀夫代表は23日、テレビ朝日の報道番組で、政権獲得後に編成する10年度予算の国債の新規発行額について「(今年度より)増やさない。これ以上増やすならば国家はもたない。減らす努力をしなければならない」と述べ、抑制に努める考えを示した。 補正後の09年度予算で新規国債発行額は44兆円と過去最大となっている。鳩山氏は「(国債発行を)増やしておきながら、この程度でGDP(国内総生産)が戻ったと喜べる話ではまるでない」と政府の対応を批判。「暮らしをよくすることで景気を導く発想に変えることで、借金を増やさないで済む」と強調した。(毎日新聞 2009年8月24日)2分08秒くらいから「国債というものをドーンドン発行して、税収よりも国債の方が多くなるような無駄遣い天国をつくって、最後に国民の皆さんに負担を求める。こんなバカな政治をやめたいんです。やめさせようじゃありませんか」(鳩山由紀夫代表〔愛知・豊橋市8月18日〕)--------------------------------(引用終了)---------------------------足りない分は国債発行すればいいじゃんでは、さんざん自分たちが糾弾してきた自民党となんら変わりないですよ。というか、予算組み替えたら溢れ出てくる埋蔵金はどうなってるんでしょう。あ、民主党の言う埋蔵金って赤字国債のことだったのかも…。