視聴者がウンザリしていることに気がついたテレ東テレビ局もやっと「見る番組がない」という視聴者の立場になって考え始めている。 テレビ東京が今週、10月期の番組改編を発表した。その会見で、福田一平編成部長がこう自戒をこめて語ったのだ。「昨今、視聴者のテレビ離れが進んでいるといわれているが、よくデータを吟味してみるとテレビを見なくなったわけではなく、BSなどの番組に視聴者が流出していることがわかった。地上波は視聴率欲しさに金太郎アメのごとく画一的な企画ばかりになって、視聴者に飽きられている。警鐘を鳴らす意味でも、目の肥えた大人の視聴者のためにもご満足いただけるような企画を編成した」 たしかに、ここ数年の民放のバラエティーはひどいったらない。お笑い芸人やタレントが大挙して画面に登場し、楽屋落ちの話や身内の話題などを出演者だけで楽しんだり、レベルの低いクイズ番組がズラズラだ。 テレビがこれほどくだらなくなった時代は初めてではないか。「テレ東の姿勢は大歓迎です。テレ東は4月改編でも経済バラエティー『ルビコンの決断』をスタートさせるなどして、大人が見られる番組を少しずつ増やしています。今回の改編ではその路線をより充実させようとしているのでしょう。応援したいですね」(東京工科大教授の碓井広義氏) 10月12日から知的バラエティー「逆流リサーチ」、同15日から「空から日本を見てみよう」をスタートさせる。目が覚めたテレ東に期待したい。(ゲンダイネット 2009年9月5日 10時00分)------------------------------(引用終了)--------------------------->地上波は視聴率欲しさに金太郎アメのごとく画一的な企画ばかりになって、>視聴者に飽きられている。テレビ東京は、内容が面白ければ視聴率は後からついてくるものと思っているのか、始めから視聴率ありきで内容や出演者を選んだりせず、その結果、独創的なアイディアの番組を放送していて、他局にパクられることが多いのが可哀想なところです。地上波の民放だとテレビ東京の番組を見ることが多くなりました。『ガイアの夜明け』 『カンブリア宮殿』 『ポチたま』 『和風総本家』『美の巨人たち』『世界を変える100人の日本人!』『ソロモン流』『なんでも鑑定団』『たけしのニッポンの見方』この辺りは、毎週ではなくても、時間がある時は見てしまいます。テレビ東京系以外では、NHKを除いてのテレビ局だと、自分から進んで見たいと思える番組は、6本だけしかありません。食事中とか家族のだれかが見ている番組を一緒に見ることは多いですが、『ヘキサゴン』など、笑うことはあっても、自分から進んで見ようとは思いません。さらに、ケーブルテレビと契約して海外チャンネルを視聴できるようになって、ディスカバリーチャンネルとかを見てしまうと、日本の民放のテレビ番組の面白くなさぶりが、よけいに目について、テレビを点けても、日本のテレビ番組を見る時間は格段に減りました。同じように感じている人は多いのではないでしょうか。