北朝鮮、核実験で人権侵害悪化 食糧不足も深刻と国連報告国連の潘基文事務総長は4日、北朝鮮の人権状況に関する年次報告書を公表した。国連総会に提出したもので、2回目の核実験などで北朝鮮が国際的に孤立する中、国民への人権侵害が悪化していると指摘。国際支援の拒否などにより食糧不足も深刻さを増しており、約870万人が飢餓に直面しているとした。 報告書は北朝鮮政府に食糧支援の受け入れ再開を強く求めたほか、国際社会にも協力を要請。食糧問題の深刻さは国連食糧農業機関(FAO)などが再三警告してきたが、事務総長報告が詳しく取り上げるのは異例で、状況が急速に悪化しているとみられる。 報告書によると、2008年後半から09年半ばまでの人権状況は「全体的に悪化」。核問題をめぐる6カ国協議の停滞、核実験に伴う国連制裁などで政治・経済的に国民への締め付けが強まり、国民を飢餓に陥れるなどの人権侵害行為が「底知れぬひどさ」で続いていると指摘している。 食糧問題では06、07年の洪水で北朝鮮当局にも危機感が生まれ、08年10月には国連機関の現地調査を認めるなど支援受け入れに前向きとなったが、09年には一転して米国の支援を全面拒否するなど「絶望的」状態に。国民は極端な食糧不足に苦しんでいるとしている。 また北朝鮮を脱出後、強制送還された国民への処罰のほか、公開処刑や拷問などの人権侵害行為をやめるよう求めた。(共同通信2009/09/05 09:22)-------------------------------(引用終了)----------------------------毎年、北朝鮮の深刻な飢餓状態が報告されますが、人口が2000万前後ななか、 コンスタントに毎年600万〜800万が飢餓状態にもかかわらず、人口が減ってないという不思議。産経新聞 2009.3.5北朝鮮の人口に変化なし? 通信社の年鑑まあ、これは北朝鮮政府の発表なので、飢餓状態はありませんと見栄を張っているだけで、信じられる統計ではありませんが。金政権を存続させた上での食糧支援は、支援を必要としている層にはほとんど渡らず、軍部など特権階級の人間が全部搾取するだけとなっており、善意が悪用されるだけです。人民のための食糧増産や生活基盤の上昇よりも、偽札や大麻や覚せい剤を作り、そのお金で核兵器を造る。独裁で人民のほとんどを飢餓状態に追いやり、そして、核兵器で特権階級だけが潤う食糧を要求するという愚策を行い、その結果、経済制裁が強まることとなって、何も知らないような末端の人民や子供が苦しむ。そして、その悲惨な状況を知り私たちが心を痛めるジレンマ。このジレンマを断ち切るためにも、北朝鮮の人道支援について、もっとも効果のある良い方法は、残酷な政治を行う金一族と政権中枢や軍部で甘い汁を吸っている一味を北朝鮮から消し去ることこそが真の人道支援ではないかと思います。