「結束」アピールの自民、首相と中川秀氏が握手麻生さん瀬戸際解散…鳩山代表、万歳せず8月18日公示―30日投開票を正式決定<衆院解散>民主「過半数」に壁 129議席増が必要新聞の夕刊では、麻生首相は解散の好機を2度逃したと書いてありました。1度目は、就任後すぐのチャンスです。就任後すぐの支持率は40%でしたので、なんとか勝てるチャンスではありましたが、しかし、時同じくして米国発の金融危機で、選挙より景気対策が重要と思いとどまりました。仮に、このときに解散して選挙に踏み切っていれば、それはそれで、「この速やかな景気対策が重要な不況下に選挙をやっている場合か!」などとメディアは野党は批判していたことでしょう。2つ目のチャンスは、小沢氏の政治献金事件で公設秘書が逮捕された時です。このとき、下落の一途だった麻生首相の支持率は回復しました。しかし、この回復を利用して解散に踏み切っていれば、これはこれで、「やはり国策操作だ」などと、メディアや野党は批判していたことでしょう。どの道、いつ解散しようが批判の声は挙がっていたのですから、麻生首相にとっては、解散の時期が遅いか早いかの問題ではなかったような気がします。