ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2009年07月21日(火) 衆院解散

「結束」アピールの自民、首相と中川秀氏が握手
麻生さん瀬戸際解散…鳩山代表、万歳せず
8月18日公示―30日投開票を正式決定
<衆院解散>民主「過半数」に壁 129議席増が必要

新聞の夕刊では、麻生首相は解散の好機を2度逃したと書いてありました。

1度目は、就任後すぐのチャンスです。

就任後すぐの支持率は40%でしたので、

なんとか勝てるチャンスではありましたが、

しかし、時同じくして米国発の金融危機で、

選挙より景気対策が重要と思いとどまりました。

仮に、このときに解散して選挙に踏み切っていれば、

それはそれで、

「この速やかな景気対策が重要な不況下に選挙をやっている場合か!」

などとメディアは野党は批判していたことでしょう。

2つ目のチャンスは、小沢氏の政治献金事件で公設秘書が逮捕された時です。

このとき、下落の一途だった麻生首相の支持率は回復しました。

しかし、この回復を利用して解散に踏み切っていれば、

これはこれで、「やはり国策操作だ」などと、

メディアや野党は批判していたことでしょう。

どの道、いつ解散しようが批判の声は挙がっていたのですから、

麻生首相にとっては、

解散の時期が遅いか早いかの問題ではなかったような気がします。








名塚元哉 |←ホームページ