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2009年06月15日(月) 郵便不正利用事件で民主党が戦々恐々

厚労省局長を逮捕 証明書偽造容疑 郵便不正、政界関与解明へ

違法ダイレクトメール(DM)に端を発した事件は、
障害者福祉の根幹を担う厚労省の組織的な関与が問われる事態に発展。
証明書発行をめぐり、民主党国会議員が厚労省側に口利きした事実も判明しており、
特捜部は今後、政界の関与を含め全容解明を進める。

(産経新聞 6月15日15時45分)


「第2の西松事件」か…郵便制度悪用事件に民主警戒

郵便制度悪用事件で大阪地検特捜部は15日午前、
東京・霞が関の厚生労働省と、同省雇用均等・児童家庭局長の
村木厚子容疑者(53)=虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕=の
埼玉県和光市の自宅マンションを家宅捜索した。同省への捜索は2度目。
同事件では、民主党議員の名前も浮上しており、
民主党は「第2の西松事件に発展するのでは」と警戒している。

 村木容疑者は、同省障害保健福祉部企画課長だった2004年6月、
障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)が、割引制度の適用条件を
満たしていないのに、部下の同課係長、上村勉容疑者(39)に
企画課長の公印を押した虚偽の証明書を作成させた疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、村木容疑者の上司だった当時の障害保健福祉部長(57)は、
虚偽の証明書発行について、任意聴取に「04年2月ごろ、
国会議員から電話で頼まれた」と証言しており、特捜部は「政治案件」として
組織的に便宜が図られていたとみて経緯を調べる。

 関係者によると、上村容疑者はこれまでの調べに証明書の偽造を認めたうえで、
「村木容疑者に手渡した」といい、虚偽の証明書を郵便事業会社(日本郵便)に
提出した倉沢容疑者も「村木容疑者から証明書を受け取った」と供述している。

 村木容疑者は「全く知らない」と否認しているという。

 倉沢容疑者は、かつて民主党の石井一副代表の私設秘書を務めていたうえ、
白山会会長側は同党の牧義夫衆院議員側に24万円を献金していた。

 このため、民主党幹部は
「民主党議員が関係者として実名で報道されているのは知っている。
常識的には、特捜部も総選挙前には(政界ルートに)動かないだろう。
ただ、西松事件の前科がある。ここまで内閣支持率が下落すると、
政権維持のために禁じ手に踏み込む可能性もゼロとはいえないかもしれない」
と警戒している。

(ZAKZAK 2009/06/15)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

>特捜部も総選挙前には(政界ルートに)動かないだろう。
>ただ、西松事件の前科がある。ここまで内閣支持率が下落すると、
>政権維持のために禁じ手に踏み込む可能性もゼロとはいえないかもしれない


郵便不正利用は、もともとベスト電器単独の犯行と見て、

詐欺行為を捜査していたら、

他の大手企業も不正行為に関わっており、

これだけの企業が不正に関わっていたのは、

その裏に何かあると、

深く問題を追求して手繰っていった結果、

現役の官僚にまでたどり着いたというだけで、

その過程に民主党の議員の名前が出てきても、

それは、この事件の捜査による通過点のひとつの結果でしかないのに、

果たしてそれが、禁じ手や国策捜査になるのでしょうか?

だいたい、後ろめたいことがないのなら、

堂々としていればいいだけで、

それを「禁じ手」と言ってしまうのは、

後ろめたい気持ちがあると認めてるようなものですよ。









名塚元哉 |←ホームページ