ニュースを見ていると、神戸高校生が通学に利用していたバスは客が大幅に減り、薬局では店が開く前からマスクを買い求める人で長蛇の列が出来ていたり、回転寿司は飛沫した菌がついていると思うのか客が大幅に減り、コンビニでは飛沫を気にしてレジに置いてあるおでんを扱うのを止めたり、デパートやスーパーでは店員がマスク姿で接客をしていると伝えていました。従来の季節性インフルエンザの流行る冬は、感染する時はするし、感染しない時はしないと、ほとんどの人がマスクもせず、気にもせず日常を過ごしています。現時点で、新型ウイルスは重篤化する危険性の高いハイリスク群に入っている人は気をつけるべきですが、（これは、季節性のインフルエンザも同じですけれど）「新型」というだけで、ここまで、健康体の人々の意識まで変化が如実に表れるものなのかとちょっと関心すると同時に、いつもの季節性インフルエンザも同じように、「うつらない・うつさない」思いやりの気持ちで、予防に対する意識を高めてくれればいいのにとも思ったりしています。
