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2009年05月18日(月) あっという間に100人越え

新型インフル国内感染者135人に…新たに神戸の生徒5人

新型インフル 近づく「感染拡大期」 検疫から地域医療にシフト

新型インフル感染者、銀行員や店員にも


一気に人数が増えましたね。

GW明けにポツポツと感染者が各地で出てくると予想していましたが、

こんな一地域に爆発的に出てくるとは思ってもみませんでした。

高校生の感染者が増えたのはスポーツ大会の影響によるものとされていますが、

塾や予備校の影響もあるでしょうし、

国内第一号感染者の高校生が通っている神戸高校の周辺には

多くの中学や高校が存在しており、

みな通学に同じバスや電車を使うので、

感染者に10代が突出しているのは、これも影響していると思います。

水際対策としての空港での検疫は、

人手不足などから対応にばらつきがあり、

手薄になっていたところから発症前の保菌者が入国したりして、

それにより国内にも感染者が出てきたと思いますが、

厚生省やメディアが空港で水際対策を実行しても不十分で安心してはいけないと、

充分にアナウンスしていないこともあり、

渡航歴がなくとも外出中に何らかの要因で感染した人が出てきても、

対策のおかげで国内に感染者が入ってきていないという思い込みが、

学校などの判断を遅らせてしまったとも言えるのではないでしょうか。

これからも感染者は増えるでしょうし、

神戸、大阪以外からも発症者が出て増えることでしょう。

しかしながら、致死率が高い強毒性の鳥インフルエンザの対応と同じ事を

延々と続けるわけにはいかないので、

強毒性インフルエンザが発生した時の予行演習とも考えて

各市町村が2週間ほど対応しつつ、

従来の季節性インフルエンザと同じ扱いになるのではないでしょうか。








名塚元哉 |←ホームページ