中国首相に靴投げる 英大学で講演中、命中せず (1/2ページ)中国首相に靴投げる 英大学で講演中、命中せず (2/2ページ)欧州歴訪の締めくくりとして英国を訪れている中国の温家宝首相が2日、ケンブリッジ大で講演した際、男が突然、立ち上がって「どうして大学は独裁者に屈したのか。彼(温首相)が語るうそを聞くことはできない」と叫び、靴を投げつけた。英衛星放送のスカイニューズ・テレビが伝えた。 男は講演会場の後方におり、靴は温首相から約1メートル離れたステージ上に落ちた。 男は大学関係者に連れ出され、公の秩序を乱したとして地元警察に逮捕された。他の聴衆は「恥知らず」「出て行け!」と男の行動を非難した。 男の身元は発表されていない。 世界経済をテーマに講演していた温首相は、少し困惑した表情を見せたが、靴が投げつけられたことについて「中国と英国の友好が損なわれることはない」と語り、講演を続けた。英国ではブラウン首相と会談し、「保護主義を防ぐため中国は世界と協力する」と欧州との関係強化を強調したが、同大学や在英中国大使館周辺ではチベットの人権問題をめぐり激しい抗議活動が繰り広げられた。(産経新聞 2009.2.3 07:35)-----------------------------(引用終了)----------------------------昨年の12月、イラクで記者会見中のブッシュ前米大統領に、イラク人記者がクツを投げつけることがありましたが、あの光景を見ていて、持ち物検査は徹底的に行われることもあり、武器は持ち込めませんが、クツなら誰もが履いていますし、没収されることはありませんので、当然のことながら、やってはいけないことではありますが、あの光景は印象が強く多くの国々で放映されたことによって、それを見た多くの人々は「この方法があったのか」と思ったことでしょうし、脳に「クツを投げて抗議する」がインプットされてしまい、これから先、会見など仕切られた場で、同じようにクツを投げつけられる大統領などが現れるだろうと予想していました。クツ投げの抗議が続いたことで、今後、会見などは土足厳禁になるかもしれませんね(笑)まあ、外では土足厳禁とはいかないので、もっと危険なのは屋外ですけれど。