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2009年01月21日(水) オバマ大統領

全米が熱狂と緊迫…首都に200万人「歴史この目で」



国民が選んだ大統領とはいえ、

まだ何も成し遂げてはいないというのに、

このフィーバーぶりは、まるで救世主が現れたかのようであります。

それだけオバマ氏に対する期待が大きいのですが、

この期待に応えるのは容易ではなく、

この期待の大きさが、

返ってオバマ氏に負担となったり、

潰す原因にも繋がり兼ねないので、

難題の多く残された国の舵取りを任されたオバマ氏の今後は、

かなり大変だろうと思います。

神戸新聞 オバマ米大統領の就任演説全文【和訳】

全文を載せると、とてつもなく長くなるので、

興味のある方はリンク先を見てください。

注目されたオバマ氏の大統領就任演説は、

やはり世界からも注目を集めているだけに、

世界に向けた演説という比率が高い感じがしました。

また、厳しい現状認識と自己批判を盛り込むところもさすがです。

それにしても、オバマ氏は演説が上手いですね。

オバマ氏の演説のすべてはニューヨークタイムズによると、

3人のスピーチライターが手がけているそうです。

Jon Favreau氏 (27歳) をチーフとする3人組で、

残りのメンバーがAdam Frankel氏(26歳)とBen Rhodes氏(30歳)です。

全員が20代後半から30代前半という若さです。

だからこそなのでしょうか、オバマ氏の語る演説は、

厳しい現状に対して、それを克服しようとする

若さに満ち溢れた勢いのあるスピーチとなっており、

しかも、分かりやすい言葉で語られているので、

心に響きやすいのではないでしょうか。

まあ、勇ましいことや願望はいくらでも語ることが出来ます。

あとは、今日の演説が有言実行できるかどうかです。

それこそが、オバマ氏が国民の大きな期待に応える全てなのですから。








名塚元哉 |←ホームページ