『原寸大漫画館 水木しげる』を買いました。何が原寸大かというと、マンガ原稿サイズと同じというだけなんですが。収録作品は『墓場の鬼太郎』から「妖怪大戦争」「水虎」『ゲゲゲの鬼太郎』から「朝鮮魔法」『悪魔くん』から「まぼろしの館」『河童の三平』から「屁道」が掲載され、巻末に水木先生のインタビューも掲載されています。 モノクロの原稿をカラー印刷したみたいにして、原稿用紙に予め印刷されている薄い水色の枠線と水木プロのロゴや、ベタ塗りやホワイト(修正)後や写植の貼り付けなどが分かるぐらいに、本物の原稿を忠実に再現した印刷になっているのかと思っていただけに、いざ、買って、ワクワクしながら中を見たら、原稿サイズと同じということだけで、ちょっと拍子抜けしました。でも、印刷は綺麗ですし、水木マンガ独特のモノクロなのに迫力ある絵が、原寸大なので、よりリアルに視覚に伝わってきます。まあ、コレクターズアイテムでしょうか。