NHK教育テレビは、教養番組なら、民放と違って、うるさい演出など無く、ゆったりとした気持ちで見ていられるのと、『ピタゴラスイッチ』や『クインテット』などの子供向けの番組は、子供向けながらも斬新で大人の鑑賞に堪える内容のものが多く、今でも、見る機会の多いチャンネルです。さて、今日、1月10日は、NHK教育テレビが誕生した日なのだそうです。で、今年で50周年。そこで、今年は50周年記念番組がいくつも放送されるということで、今週も、連日、午後8時から『できるかな』や『たんけん ぼくのまち』など懐かしの教育番組や、ドキュメンタリーなど教養番組を振りかえる番組が放送されたりと、懐かしく興味深く拝見しています。記念すべき教育テレビ誕生日の今日は、午後の3時から、『あつまれ!キッズソング50 〜スプー・ワンワン 宇宙の旅〜』という番組がありました。歴代のうたのお兄さんお姉さんや、ノッポさん、ゴン太、じゃじゃ丸、ピッコロ、ポロリ、はに丸、タップスプー、ワンワン、どーも君などの着ぐるみも勢ぞろい。な、な、なんと、サプライズゲストで、フジテレビの児童向け番組で長年に渡り活躍しているガチャピンとムックが出演しました。そういえば、今年の3月下旬から、NHKとフジテレビは提携して共同で番組を作るそうなので、それにより、ガチャピンとムックが登場して、NHK教育の歴代キャラと共演できたのかもしれませんね。番組の内容は、教育テレビ50年の歴史のなかで、『みんなのうた』や『おかあさんといっしょ』で生まれたり、紹介された童謡などキッズソングをドラマ仕立てで紹介する番組でした。懐かしの映像や、子供の頃に慣れ親しんだ歌を見聞きしている内に胸が熱くなりました。教育番組にしろ、ヒーロー番組にしろ、子供達に夢や楽しい気持ちを与え、大人になっても、子供心を思い起こして感動させることが出来る素敵な番組を真剣に作ってきた、すべての製作者たちに、改めて尊敬の念と感謝の気持ちを抱きました。ところで、今、NHKでは、もう一度みたい教育テレビの番組を受け付けています。ETV50 リクエストもう一度みたい教育テレビ人形劇の『ヒゲよさらば』や『ピコピコポン』が見たいなぁ。